(ジャーナリスト:吉村剛史) SNSを駆使して行われている中国の対日「言論戦」。その最前線に立つと目される中国の薛剣・駐大阪総領事のツイートが“暴走”している。 東京では駐日大使の孔鉉佑氏がツイッターのアカウントを開設し、「友好交流」「互恵協力」を掲げて日本語で丁重なあいさつを発信する一方で、大阪の薛氏は同時進行で、国際人権団体が香港オフィスを年末までに閉鎖すると発表したことに対し「害虫駆除!!!」などと一刀両断。「一国の総領事としていかがなものか」「人間性が言葉に出る」などの批判も噴出し、物議を醸している。 こうした中国の駐日外交官らの統制のとれていない発言の背後には一党独裁の中国らしい「熾烈な出世争いが存在する」という内幕も指摘されていて・・・。 外交官らしからぬツイートを連発 今回の薛氏の炎上ツイートは、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが10月25日、香港の2オフィスを年
![人権団体を「害虫」扱い、中国総領事の度を越した過激ツイの狙い 東京の中国大使は友好的でも在大阪総領事は「ひとり戦狼外交」 | JBpress (ジェイビープレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5620b398962953be2794ad2e955db8e90b7399fb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjbpress.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F5%2F9%2F1200mw%2Fimg_59db12b55d5829f6289ce53e69f6240f1130347.png)