経済産業省は3月22日、案内用図記号(ピクトグラム)の見直しのうち、7つの案内用図記号の変更などについて最終案を取りまとめた。温泉を示す「温泉マーク」は国際規格に変更する予定だったが、温泉関係者などから存続を求める声があり、最終的には「選択制」とすることで決着した。 新マークなどを定めた「JISZ8210」は7月20日付で改正される。 図記号は日本工業規格(JIS)で定められているが、国際標準化機構(ISO)と異なるものがあり、外国人観光客にも分かりやすくするために見直しを進めていた。 温泉マークもその1つ。現行のマークでは温かい食べ物のことだと間違えられるといった指摘があり、入浴している人も入っているISO版の図記号に変更する方針だった。 だが長く親しまれたマークだけに、温泉関係者などから反発の声が上がった。経産省のアンケート調査によると、日本人の63%が「現行のマークが分かりやすい」と
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