ドラマ「ゼロ・デイ(原題)」の撮影現場にいるロバート・デ・ニーロ=4月27日、米ニューヨーク市/MEGA/GC Images/Getty Images (CNN) 全米の大学で続く親パレスチナの抗議デモに関連して、俳優のロバート・デ・ニーロがデモ参加者を怒鳴りつけているように見える動画がSNSで拡散した。しかし実際にはこの動画は、ニューヨークで撮影中のテレビドラマの一場面だったことが、CNNの取材で分かった。 SNSに投稿された動画の中で、デ・ニーロは「これは映画じゃない! バリケードの向こうへ行け。くだらない話が好きか? だったら家に帰れ!」と叫んでいる。 動画は親イスラエルのX(旧ツイッター)アカウントで4月30日から拡散。デ・ニーロがイスラエル側に立ち、親パレスチナのデモに立ち向かっているという説明が付いていた(動画にデモ参加者は映っていない)。 「あれは危険だ。彼らはまたやると言っ