日本最大のプロテスタント教派である日本基督教団は、4月に発行した季刊誌「礼拝と音楽」2026年春号に人権上の問題があるとして、回収を始めた。関係者によると、特定の執筆者の人選について批判が寄せられたという。同誌は教団の出版部門、日本キリスト教団出版局の経営悪化で休刊が決まり、今回が最終号だった。 「礼拝と音楽」は、賛美歌など教会音楽と礼拝を考える専門誌として昭和30年に月刊で創刊。49年から季刊で発行し、209号を迎えた。最終号の回収について、教団は「人権を揺るがす、回収するに相当する事柄があると判断した」と発表した。産経新聞の取材に対し「それ以上は現段階では公表できない」と回答した。 関係者によると、個別の記述ではなく、執筆者の過去の言動を問題視する声があったという。この回収に関して、行き過ぎだと撤回を求める動きも出ている。一方、教団側がその執筆者の文章を外して再発行する可能性もあるとい

