ミップマップ(mipmap、MIP map)は、3次元コンピュータグラフィックスのテクスチャフィルタリングにおいて、メインとなるテクスチャの画像を補完するよう事前計算され最適化された画像群である。これにより描画速度を向上させる。3Dのコンピュータゲームやフライトシミュレータ、その他の3D画像システムで広く使われている。これを使った技法をミップマッピング (mipmapping) と呼ぶ。"MIP" はラテン語の成句 multum in parvo の頭字語であり「小さな空間内の多数」を意味する。ミップマップを使うとメモリを余分に必要とする。ミップマップはウェーブレット圧縮の基盤ともなっている。 概要[編集] ミップマップの例: 左のメイン画像に付随してそれを様々な大きさに縮小しフィルタリングした画像群がある。 ミップマップの個々のビットマップ画像は、メインのテクスチャのあるバージョンだが、