イーロン・マスクはツイッター買収後、信頼・安全協議会を解散させ、白人ナショナリストや極右派のアカウントを復活させ、差別用語を使った会話の中心にいる。助けを求める人々を支援するといったかつての役割を、ツイッターはもう果たせないだろう。 by Abby Ohlheiser2022.12.20 28 1 人は一瞬のうちには死なない。そうではなく、死は停止の過程なのだ。心臓が拍動を止め、呼吸が止まり、器官が働きを止めるということが、徐々に起こる。脳も機能を停止する。脳死は恒久的なものだが、脳死後にも、心臓はしばらく拍動を続けることができる。 イーロン・マスクに買収されてからのツイッターは、そういった類の脳死状態にあるように思える。稼働し続けるためのプロセスはなんとか動きを止めていないが、マスクCEO着任以前のツイッターは二度と戻ってこないのだ。 ツイッターは12月12日に、2016年からツイッター