日本高校野球連盟は20日、大阪市で理事会を開き、新潟県高野連が今春の同県大会で実施を決めていた投手に球数制限を設ける独自規則について、新潟に再考を申し入れることを決めた。新潟にはこの日、書簡を送った。 【表】松坂1位、斎藤佑5位ほか/80年以降、甲子園での1試合投球数上位5傑 新潟県高野連は昨年12月、新潟市で行われた県青少年野球団体協議会のサミットで、19年春の新潟県大会から1投手が1試合に投げられる球数を100球までに制限すると表明した。 ここまでの話し合いでは方向性には賛意を示す意見が出たが、一方で、大多数の学校は部員集めに苦慮し、1人の投手に頼らざるを得ないのが現実。多くの投手をそろえられる強豪校との差を助長する可能性が高いことなどから、勝敗に影響をおよぼす規則については、全国で足並みをそろえて検討していくべきとの意見で一致した。この2カ月の間、別の都道府県から新潟に追随する意見は