前線の影響で関東甲信は大気の状態が非常に不安定になり局地的に激しい雨が降っています。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するよう呼びかけています。 気象庁によりますと、日本海から東日本にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、関東甲信は大気の状態が非常に不安定になっています。 夕方には関東南部を中心に雨雲が発達し、 ▽午後4時までの1時間には国土交通省が東京・八王子市に設置した雨量計で41ミリ。 ▽午後5時までの1時間には、神奈川県が厚木市に設置した雨量計で30ミリの激しい雨を観測しました。 関東甲信では今夜遅くにかけて大気の不安定な状態が続く見込みで、局地的に雷を伴って1時間に40ミリの激しい雨が降るおそれがあります。 気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています