70年前の昭和20年の東京大空襲で、校舎が全焼した女学校の教職員がつづっていた執務日誌が残されていることが分かり、専門家は当時の学校の対応が克明に記され、貴重な資料だとしています。 この執務日誌は、東京・江東区にある中村高校の前身の中村高等女学校の教職員が太平洋戦争末期の昭和20年3月から交代で記録していたものです。 日誌は、およそ10万人が亡くなったとされる3月10日の東京大空襲の様子から始まり、「路上より猛火に包まれゆく校舎を注視し、万感こもごも胸にせまり、折からの火と風との中に立ち去る事あたわざりき。午前6時、全く灰燼(かいじん)と化した校舎跡に立ち戻り、いまだ燃えつつある校庭に立つ」と記しています。 東京では、その後も空襲が続き、学校は生徒を疎開させることを決めます。 そして4月3日、東京都との交渉に臨みますが、都の回答は国から新たな指示がないので、これまでどおり東京の工場で勤労動
イラクやシリアだけでない…。政治的空白や社会混乱が起きるところにIS(イスラム国)も存在している! その最新の例を我々はリビアで目にしている。先日ISがリビアで誘拐した21名のエジプト人キリスト教徒を斬首・殺害したこと、エジプトが報復としてリビアのISを標的に空爆を実行したことで、「ジハーディスト」が北アフリカの各国で活動していることが明らかになった。 リビアのIS戦闘員らは何故このエジプト市民を誘拐し、残虐に殺害したのか? このエジプト人らはなぜリビアに来たのか? 以前から多くのエジプト人は就労のために隣国リビアに向かっていることは知られている。その中にはコプト教徒も含まれている。ISは先月エジプト人らを人質にとった。そのうちムスリムは釈放し、コプト教徒は拘束して、一昨日殺害してその後殺害時の映像を公開した。ISが他国と同様にリビアでもこのように活動する中、その狙いは、敵とみなす人物や政
◇上村さん「優しくしてくれる」が、次第に「使い走り」 残忍な事件に関与した疑いが強まったのは3人の少年だった。川崎市川崎区の多摩川河川敷で同区の中学1年、上村(うえむら)遼太さん(13)の刺殺体が見つかった事件。発生から1週間となる27日朝、神奈川県警川崎署捜査本部は殺人容疑で少年らの事情聴取を始め、リーダーとされる少年(18)を逮捕した。上村さんと少年らの間に何があったのか。 【写真特集】遺体の見つかった河川敷に置かれた上村遼太さんへのメッセージ 捜査本部が置かれている川崎署。逮捕された少年は午前8時45分ごろ、タクシーで署に到着した。口をマスクで覆い、白の上着姿。母親とみられる女性と弁護士が付き添い、ややうつむき加減で足早に署内に入った。26日夜の取材に対し、同弁護士は「少年は上村さんの殺害とは無関係。上村さんとは面識があった程度」と説明していた。 「グループを抜けたいと言ったら
川崎市川崎区の多摩川河川敷で市立中学1年の上村(うえむら)遼太さん(13)の遺体が見つかった事件で、神奈川県警は27日、いずれも同区に住む18歳の少年1人と、17歳の少年2人を殺人容疑で逮捕し、発表した。3人とも容疑を否認しているという。 発表によると、リーダー格とみられる自称無職の少年(18)は「何も言いたくない」と供述。自称無職の少年(17)と自称職人の少年(17)はともに、自身の殺害への関与を否定した。一方、捜査関係者によると、17歳の少年2人は「やったのは18歳の少年だ」と説明しているという。 県警によると、3人は共謀して20日午前2時ごろ、同区港町の多摩川河川敷で、刃物を使って上村さんの首を突き刺すなどして殺害した疑いがある。死因は首の刺し傷などによる出血性ショックだった。 県警は、上村さんが亡くなる前に無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使ってやりとりをしていた相手を特定。現
今回の『中山泰秀のやすトラダムス』(2月22日放送/Kiss FM KOBEで毎週日曜24:00-25:00放送)では、沖縄県与那国町で行われた陸上自衛隊配備の是非を問う住民投票について解説したほか、停戦合意後も戦闘状態が続くウクライナ情勢などについて語った。 永住外国人を住民投票の有権者として認めるべき? 中山 2月22日、政府が進める沖縄・与那国島への陸上自衛隊配備の是非を問う住民投票が実施されました。 最終投票率は85.74%で、即日開票の結果、賛成票が反対票を上回ったと伝えられています。また、今回の住民投票では、より広い民意を問うために、中学生以上の未成年と島で暮らす永住外国人も投票対象に含まれたとのことです。 リスナーの方からもメッセージが届いていますが、永住外国人を住民投票の有権者として認めるのはどうかという意見があります。一言で申し上げるならば、自国を防衛する安全保障の面から
深刻化するドローン事情。 今週、火曜日水曜日と2日続けてパリの上空をドローンが飛行。エッフェル塔やコンコルド広場、アンヴァリッド軍事博物館などパリの名所の上を飛び、誰が何の理由で飛ばしているのかとニュースになっていました。結果、ドローンを飛ばしていたのは衛星テレビ局アルジャジーラのジャーナリスト3人だということがわかり、3人は逮捕。パリの夜空を撮影しようと、特に深い意図も計画もなく飛ばしていたのだとか。 パリ上空に航空機を飛ばす場合、1万9700フィート(約6,000メートル)未満の飛行は許可を必要とします。飛行が許可されるのは日中のみで、夜間は完全禁止。夜間飛行は完全違法。今回は、夜間2日連続での許可なし飛行で、逮捕されてもなんとも言い逃れできない状態でした。 米国ではドローン規制法案が今年にはいって発表され、一方ではアメリカ連邦航空局(FAA)がCNNとパートナーとなり、ジャーナリズム
過激派組織『イスラム国』に邦人男性2人が拘束されている件で、24日同組織が拘束している後藤健二さんの画像と声明および、湯川遥菜さんと見られる人物の遺体の画像を公開したことで、事件に対する世間の関心がさらに高まっている。 そんな中、同組織が20日に公開した映像に登場する黒服の男が「Jihadi John/ジハーディ・ジョン(意味:聖戦士ジョン)」と呼ばれる人物と同一の可能性が濃厚になっている。 スポーツ報知1月25日の報道によると、警察庁の科学警察研究所の分析で、以前米英人を相次ぎ処刑した処刑人ジハーディ・ジョンの声紋と20日に公開された声紋が酷似しているという。 声紋以外にも、これまで米英国人処刑の際に公開された映像から、彼が立っている時の癖などと照合し、同一人物ではないかという意見は早くからネットなどで囁かれていた。 ■イスラム国の処刑人『ジハーディ・ジョン』とは? ジハーディ・ジョンは
今回の「イスラム国」による日本人人質殺害事件で、後藤健二氏と湯川遥菜氏の殺害予告映像や、後藤氏を殺害したとする映像にも登場した覆面の男は、ジハーディー・ジョンであると言われている。本サイト既報の通り、彼はエジプト出身の英国に移住した青年で、イスラム国の外国人戦闘員として参加、昨年8月にアメリカ人ジャーナリストを殺害する映像が公開されて一気に注目を浴びた。【後藤さん殺害】謎の実行犯ジハーディー・ジョンの正体 日本政府もジハーディ・ジョンの正体に重大な関心を寄せている。後藤氏と湯川氏の殺害を受け、警察庁は1日に警視庁と千葉県警の合同捜査本部を設置したとことを発表した。容疑は「人質による強要行為等の処罰に関する法律」で、60人態勢で捜査にあたるという。まずは両氏の各々の殺害映像・画像を分析し、関係者や親族などから事情を聴く。また周辺国に捜査員を派遣することも検討されているという。 もちろん、捜査
川崎市川崎区の河川敷で同区の中学1年、上村遼太さん(13)の遺体が見つかった事件で、いまだ容疑者は逮捕されていない。 上村さんは友人らにトラブルに巻き込まれていると話し、顔や腕には殴られたようなあざがあったというが、学校や保護者がもっと早く異変に察知し、事件を防ぐことはできなかったのだろうか。 夜回り先生「対応できていれば、この事件は起きませんでした」 これまでの報道をまとめると、上村さんの異変に周囲の友人らが気付いたのは2014年11月ごろだ。年上のグループと付き合うようになり、学校やバスケットボール部の練習をしばしば休むようになったという。冬休みが明けた15年1月8日以降は、学校に登校しなくなっていた。 事件が起きるまで学校は何をしていたのか。市教育委員会の説明によると、担任の教師は毎日のように自宅や母親の携帯電話へ連絡し、家庭訪問を行った。その際、母親は「自発的に登校するまで様子を見
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