直径1.2ミリの球状太陽電池がずらりと織り込まれた繊維。小型LEDが点灯した 京都の太陽電池メーカー「スフェラーパワー」製の極小球状太陽電池が無数に織り込まれた「発電する繊維」を福井県工業技術センターなどが開発した。 直径1.2ミリの電池1個あたりの出力は、晴れた日中で0.2ミリワット。数千、数万個を導線で蓄電池とつなげば、夜間にも発光や発熱の電源になる。 薄くて柔軟で、カーテンなどの商品化を目指す。衣服の生地にして小型LEDをちりばめれば、輝く姿に変身。紅白歌合戦出場歌手の皆さん、いかが? 関連記事〈日刊工業〉韓国の太陽電池メーカー台頭−日本で相次ぎ受注(12/6)〈日刊工業〉ユニーク、折り畳み式で携帯できる太陽電池(12/5)バイオ電池開発加速 ジュースで発電 〈創エネ省エネ〉(10/18)自動車電池開発、韓独合弁を解消 サムスンSDI経営へ(9/6)分子つないで細〜いひも 分離