文部科学省は20日、医師不足が解消されていないとして2019年度までの8年間、医学部入学定員の増加を認めると発表した。増員数は各大学と調整し、年末までに決める。 医学部の入学定員は今年度まで4年連続で増加しているが、同省は医師不足が依然続いていると判断。地域医療への従事を条件とした奨学金や、地域枠選抜を行う大学などで増員を認めることとした。 【関連記事】 学生定員、2割を東北枠に=東北福祉大の医学部新設構想 「済生丸」再評価でセミナー=就航50年、国内唯一の診療船−岡山 被災地に特別加算=診療報酬改定で提案−厚労副大臣 【特集】漢字に挑む外国人看護師たちと出会う 〔写真特集〕東日本大震災 医療被害