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ブックマーク / golf4.blog65.fc2.com (8)

  • Tokyo Automobile Study Group プジョーが送り出す世界初のディーゼルハイブリッド---3008 Hybrid4

    東京でクルマに関するテクノロジー、メカニズム、ブランドに関する調査や研究、評価、資料・原稿制作などを行うグループ。過去から現在までのクルマに関わるハードウエアやソフトウエアを幅広く研究、調査している。 この8月末にプジョーは世界初となるディーゼルエンジンとモーターを組み合わせた3008ハイブリッド4を発表した。 3008ハイブリッド4は、2008年のパリサロンでコンセプトカー、プロローグ・ハイブリッド4が原型で、その1年後の2009年のフランクフルトモーターショーで3008に搭載し量産前提モデルとしてベールを脱いでいる。 今回発表された3008ハイブリッド4は完全な市販バージョンで、来春にはヨーロッパ市場にデリバリーされる計画だ。 3008ハイブリッド4の開発コンセプトは、優れた環境適合性と高効率性、ドライビングプレジャーの両立である。またプジョーは、この3008ハイブリッド4はクロスオー

  • Tokyo Automobile Study Group 三菱のポスト新長期対応スーパークリーン・ディーゼル

    東京でクルマに関するテクノロジー、メカニズム、ブランドに関する調査や研究、評価、資料・原稿制作などを行うグループ。過去から現在までのクルマに関わるハードウエアやソフトウエアを幅広く研究、調査している。 9月2日、三菱自動車はパジェロにポスト新長期規制をクリアした4気筒3.2Lのディーゼルターボエンジンを搭載して発売した。 国内では、世界一厳しい排ガス規制であるポスト新長期規制をクリアしたのはメルセデスベンツE350ブルーテック、M350ブルーテック、日産Xトレイル・ディーゼルについで3番目となる。 周知のようにメルセデスベンツは、酸化触媒+DPFと尿素水(アドブルー)を噴射してNOxを還元するSCR還元触媒を装備し、日産は酸化触媒+DPFとリーンNOx触媒を採用している。 三菱は古くからディーゼルエンジンを重視しており、時代に合わせた技術開発を行ってきたが、今年に入ってヨーロッパ向けアウト

  • Tokyo Automobile Study Group リコールに見るトヨタの失われた10年を考える(2)

    東京でクルマに関するテクノロジー、メカニズム、ブランドに関する調査や研究、評価、資料・原稿制作などを行うグループ。過去から現在までのクルマに関わるハードウエアやソフトウエアを幅広く研究、調査している。 トヨタのクルマ作りが大きっく転換したと考えられるのは、2000年7月から始まった3ヵ年計画の「CCC21」が契機になったと考えるのが妥当だろう。 当時の渡邊社長が推進したCCC21活動は大規模な、内製品を含む総原価低減運動であるが、従来の原価低減は、既存の部品からどれだけコストダウンするかという相対目標型だったのに対し、CCC21は各部品やコンポーネンツについて世界で最も高い品質、価格競争力をベンチマークとする原価低減を目指す絶対目標型としている。 そしてこれを実現するために、トヨタと部品を購入しているサプライヤーが一体になって取り組むことになった。中でも購入部品は、購入総額の90%以上を占

  • Tokyo Automobile Study Group マルチエアエンジン フィアットグループが実現した圧倒的技術革新 

    東京でクルマに関するテクノロジー、メカニズム、ブランドに関する調査や研究、評価、資料・原稿制作などを行うグループ。過去から現在までのクルマに関わるハードウエアやソフトウエアを幅広く研究、調査している。 フィアットグループのFPT(フィアットパワートレーン・テクノロジー社)が、世界的に見ても圧倒的に革新的なエンジンを開発し、まず最初にアルファロメオ MiToに搭載され日では今年3月に発売された。(グレードは、スプリント、コンペティティオーネ。いずれもアルファTCT「DCT」トランスミッションとの組み合わせ) さらに7月からはよりースポーツ仕様で装備も充実したクアドリフォリオヴェルデを追加発売。ベースモデルが1.4Lターボで135psに対して、クアドリフォリオヴェルデは170ps(リッター当たり出力は124ps/L)にパワーアップ。ただしこのモデルは6速MTのみの設定になっている。 *FIA

  • Tokyo Automobile Study Group コンチネンタルタイヤの小研究

    東京でクルマに関するテクノロジー、メカニズム、ブランドに関する調査や研究、評価、資料・原稿制作などを行うグループ。過去から現在までのクルマに関わるハードウエアやソフトウエアを幅広く研究、調査している。 ドイツのコンチネンタルタイヤは、現在ではヨーロッパ車の標準装着率はNo1で、ミシュランとともにタイヤのビッグ2である。 しかし日では知名度が極端に低く、情報もほとんどないのでその実像がわかりにくい。 かつてはヤナセが輸入代理店となっていたが、現在は日法人の取り扱いになっている。 また、企業名はかつてはコンチネンタルタイヤであったが、現在ではコンチネンタルAGと呼ばれるドイツの巨大自動車部品サプライヤーに変貌し、タイヤはその1部門であることも知られていない。言い換えれば、自動車用のコンポーネンツメーカーとしてタイヤを生産しているのはコンチネンタルだけで、その他のタイヤメーカーは純粋なタイヤ

  • Tokyo Automobile Study Group ブレーキの自動化

    東京でクルマに関するテクノロジー、メカニズム、ブランドに関する調査や研究、評価、資料・原稿制作などを行うグループ。過去から現在までのクルマに関わるハードウエアやソフトウエアを幅広く研究、調査している。 ボルボXC60のプリクラッシュ・ブレーキ スウェーデンでは交通事故の研究に関して、政府や警察、大学の研究室、企業がコンソーシアムを組織し専門の研究機構を作って長期的に交通安全システムが研究されている。 その研究の中から、ボルボのプリクラッシュセーフティは生まれた。事故の研究の結果、衝突事故件数のうち約75%が時速30km以下で発生していること(すなわち市街地での発生事例が多いことを意味する)、およびその約半数がドライバーの不注意(よそ見や他のことの気をとられているなど)によって衝突する瞬間まで、全くブレーキを踏んでいないことがわかった。 これを前提に、ドライバーが不注意の状態で前走車や人にブ

  • Tokyo Automobile Study Group トヨタの語る真実

    東京でクルマに関するテクノロジー、メカニズム、ブランドに関する調査や研究、評価、資料・原稿制作などを行うグループ。過去から現在までのクルマに関わるハードウエアやソフトウエアを幅広く研究、調査している。 プリウスなど4車種のリコール届出のタイミングで2回目の社長、副社長による記者会見が行われ、この席で初めて技術的な説明が行われた。 試験の想定条件は、20km/hで走行中にドライバーが30Nのブレーキ踏力を一定に保ちながら、つまり緩やかな減速をしている時、狭い範囲の凍結路面があると、その凍結路面上でABSが作動し、同時に減速度が弱まるが、凍結路面を通過直後にABS作動は停止して通常のブレーキ状態となるので、最初の条件どおりの緩やかな減速を維持する。 このような凍結部を通過した時の条件で、通常のABS装備車は0.4秒の制動遅れが生じるが、プリウスの場合は0.46秒と0.06秒長くなる。 この制動

  • Tokyo Automobile Study Group アクセルペダル事件

    東京でクルマに関するテクノロジー、メカニズム、ブランドに関する調査や研究、評価、資料・原稿制作などを行うグループ。過去から現在までのクルマに関わるハードウエアやソフトウエアを幅広く研究、調査している。 トヨタ昨年11月にフロアマットの不具合によりアクセルペダルが戻らなくなる事例があるとして、アメリカの約426万台のリコールをすることになったが、最近新たにペダルそのものの不具合があるとしてアメリカ、ヨーロッパ、中国でリコールに踏み切ることになった。昨秋来のリコールと合計すると回収台数は昨年のトヨタの世界販売698万台を上回る700万台以上、一説には900万台近くの巨大リコールとなる。 おそらくこの一連のリコールにより、5000億円くらいが吹っ飛んでしまうだろう。 そもそもリコールのきっかけは、アメリカでレクサスESのユーザーが高速道路を走行中にアクセルペダルが戻らず、死亡事故が発生したのがき

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