イスラエル・テルアビブ近郊のラマトガン動物園で、若いニワトリを抱くクロザルの「ニブ」(2017年8月25日撮影)。(c)AFP/JACK GUEZ 【8月26日 AFP】イスラエルの動物園で暮らす孤独な雌サルが、行き場のない母性を満たす方法を見つけた。その方法とは、ニワトリを「養子」に迎えることだ。 テルアビブ(Tel Avi)近郊のラマトガン(Ramat Gan)動物園のクロザル「ニブ(Niv)」は1週間前から、飼育場に迷い込んできた1羽のニワトリをなでたり、きれいにしたり、一緒に遊んだりして過ごしている。 同動物園の広報担当者は、4歳で性成熟期を迎えているニブは、パートナーを見つけるのに苦労しているようで、「このニワトリに母性本能を示しているのは、多分それで説明できる」という。 ニワトリは飼育場の間から容易に出ていけるが、ニブの近くに留まっている。このニワトリに名前はつけられていない。
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