中国交通運輸省が公開した、中国沖の東シナ海で起きたタンカー事故で流出した石油の帯に接近する中国の補給船(2018年1月15日撮影、17日提供)。(c)AFP/AFP PHOTO / TRANSPORT MINISTRY OF CHINA 【1月18日 AFP】中国沖の東シナ海(East China Sea)で石油タンカーが貨物船と衝突・炎上し沈没した事故で、中国国家海洋局(SOA)は17日夜、流出した石油が4方向に帯状に広がり、約101平方キロメートルの範囲に油膜が浮いていると発表した。これはフランスの首都パリの広さに相当する。 軽質原油13万6000トンを積載したイラン企業所有のタンカー「サンチ(Sanchi)」(全長274メートル、パナマ船籍)は、東シナ海で香港船籍の貨物船「CFクリスタル(CF Crystal)」と衝突。8日間炎上を続けた後、14日に沈没した。イラン人30人、バングラ