竹嶼(ちくしょ、韓国名:竹島、チュクト、죽도)は、鬱陵島の東約2.2kmに位置する、南北に約700mの細長い大韓民国の島。慶尚北道鬱陵郡に属する。 かつては竹嶼島(チュクソド、죽서도)と呼ばれていた(日本名はこの旧称に由来する)。韓国名が日本との間で領土問題のある「竹島」(韓国名:独島)と同名であるため混同されやすいが、別の島である。 鬱陵島の衛星写真(上が北) 鬱陵島の北東に小さく見える島が竹嶼(韓国名:竹島) 竹嶼は鬱陵島の付属島の中で最も大きな島である[1]。面積は207,818平方メートルでそのうち耕地は52,549平方メートル、最高点の標高は海抜116メートルである[1]。ヨーロッパの古い海図や地図では、竹嶼には "Boussole Rock" や "Ou-san" の呼称が記入されている。 島の周囲は断崖絶壁で砂浜などはなく、島の中央は比較的平らで台地状の地形を呈している。台地