システム障害の影響でダイヤが乱れ、混雑するJR博多駅構内(18日午前7時29分、福岡市博多区で)=浦上太介撮影 18日午前4時半頃、JR九州の列車の運行管理システムで障害が発生、鹿児島、若松、福北ゆたか各線で列車の位置が表示できなくなり、同社は運行中の列車をストップさせ、他の始発列車の運行も見合わせた。 システムは約2時間半後に復旧したが、運休や遅れなどダイヤの乱れは九州全域に及び、各駅は足止めされた通勤客らで混乱した。 同社によると、障害が起きたのは、JR九州管内の在来線の運行を管理する博多総合指令(福岡市)のシステム。各列車の運行位置を示す画面に列車が表示されなくなった。 このため、同社は運行中の鹿児島線の普通列車をストップさせ、他の区間でも始発から運転を見合わせた。その後、無線で位置を確認しながら一部の列車を運行する一方、故障時の代替システムに切り替えたところ、列車の位置が画面で表示