ロシア・モスクワ(Moscow)の地下鉄の駅(2012年11月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/KIRILL KUDRYAVTSEV 【10月31日 AFP】かつて和解し難い冷戦の敵同士だった北大西洋条約機構(NATO)とロシアが30日、今や共通の敵である、公共交通機関やスポーツ会場を狙った爆発物を用いた攻撃に対する戦いで新生面を切り開いたと発表した。 ロシア側パートナーについてのNATOのビデオ・ニュースによると、約4年の期間と480万ユーロ(約6億5000万円)をかけた「爆発物遠隔探知(Stand-off Detection of Explosives、STANDEX)プログラム」で、NATO諸国とロシアは、英ロンドン(London)、スペイン・マドリード(Madrid)、露モスクワ(Moscow)の公共交通機関で起きたようなテロリスト攻撃を防ぐことができるという。 この新システムは
![NATOとロシア、爆発物の遠隔探知システムを共同開発](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/829c1586db6ce72e3f7860b93f15bdaaad73dd46/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F5%2Fe%2F1000x%2Fimg_5e9dee9b7a6950662f596823157db686232250.jpg)