昨年12月20日、日本海上自衛隊の哨戒機が、東海(トンヘ、日本名・日本海)の排他的経済水域(EEZ)中間区域で遭難した北朝鮮遭難漁船の救助作業を支援する韓国海軍駆逐艦から火器管制レーダーを照射されたと主張し、韓日間に緊張が高まった。日本はレーダー探知情報を公開せずに照射したと主張している。 数日後の12月27日、今度は中国軍Y-9偵察機1機が済州(チェジュ)南側を経て江陵(カンヌン)東側海上まで北上した後、引き返した。この過程で中国偵察機は韓国防空識別圏(KADIZ)を何回か侵犯し、韓国の空軍戦闘機が緊急出動した。 日本のレーダー照射主張と中国軍偵察機の飛行は特に関係はなさそうだが、2つの事件の間には現代戦の重要な部分がある。それはSIGINT(Signal Intelligence)と呼ばれる信号情報が関連している。信号情報にはレーダー、通信、武器を運用する際に出る各種電波がある。こうし
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