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ブックマーク / www.sumquick.com (7)

  • 朝鮮人強制連行  外村大研究室

    ■はじめに エスニックグループのアイデンティティ形成・維持において、その集団に関わる歴史の記憶が果す役割は大きい。 在日朝鮮人も例外ではない。したがって、在日朝鮮人の歴史について一般の人々がどのように考えてきたか、歴史研究者たちが、いかなる歴史事象を強調し、どのように評価してきたか等々についての考察は、在日朝鮮人のアイデンティティのあり方との関連において重要である。 したがって、在日朝鮮人がどのような歴史研究を進め、歴史認識を確立してきたかは、それ自体が歴史研究のテーマとして重要なものとなり得る。 ところで、在日朝鮮人のアイデンティティに関する発言を活発に続けてきた鄭大均氏が今年に入って発表した著作『在日・強制連行の神話』文芸春秋、2004年、は前記の問題に関わる記述を多く含んでいる。鄭大均氏の見解を要約すれば次のようである。すなわち、今日の在日朝鮮人の多くは「強制連行」の契機で日にやっ

  • 強制ではないことの意味を考える  外村大研究室

    1、「朝鮮人強制連行の嘘」という嘘 今日、「朝鮮人強制連行の事実はない」「朝鮮人強制連行は虚構である」といった宣伝が無視できない影響力を持つようになってしまった。そうしたなかで、戦後補償問題の解決や植民地支配の反省確立の活動に関わる人びとには、しばしば「強制連行はあったのか、なかったのか」との質問が寄せられることになる。この問いに答えるとするならば、「朝鮮人強制連行はあった」である。この答えの根拠となる歴史研究、関係者の証言は多数存在する。しかし、この答えのみでは満足せず、さらに「では、強制連行はどの程度あったのか」とさらに聞く人びともいる。こうした疑問が発せられるのは、自ら望んで日に働きに来た朝鮮人に関わる史料や証言が存在することが関わっているだろう。この点については「少なくとも国民徴用令の発動以前である1944年の春段階には広範囲に広がっていたし、日米開戦直後には余剰労働力が枯渇して

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    gimonfu_usr 2018/11/11
    (①徴用令〔朝鮮実施1944年/国家総動員法1939年〕以前の募集・官斡旋について。1942年〔女子・未成年・朝鮮出身者「労務動員政策」〕)(「苛酷労務動員目的で朝鮮での徴用令を遅らせた」と仰っているのですか?)
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    gimonfu_usr 2018/10/04
    ("早い時期のものでは、1944年3月に平壌女子勤労挺身隊が結成され、平壌の「某廠」に出動したとされる。)
  • <4D6963726F736F667420576F7264202D208D7390AD93968BC782CC8AD6984192CA92AB939981408E9197BF30312E646F63>

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    gimonfu_usr 2014/11/04
    ( 労働者内地移住問題  / 1939年 )
  • 植民地朝鮮の戦時労務動員―政策と実態―

    以下の原稿は2006年3月に韓国の社団法人落星岱経済研究所主催のシンポジウムで発表した内容をもとに2007年6月にまとめたものです。諸事情から活字にするのが遅れていますが、戦時労務動員について関心を持つ方の参考としてここに発表しておきます。 1、研究史・研究状況と稿の課題 1950年代までの被害の記憶と研究の遅れ 第二次大戦下に日帝国が朝鮮人に対して行った動員政策とそれによる民衆の被害は、専門的な歴史学者だけにではなく、また日人・韓国人を問わず、よく知られた事実となっている。植民地支配に関する事項、朝鮮との関わりについてはそれほど多くの分量を割いていない日歴史教科書でも、戦時下に朝鮮人を連れてきて日の炭鉱等で働かせたとは触れられている(※1)。おそらく、日朝関係史に特別な関心を持たない日人の間でも、「朝鮮人強制連行」という用語は知られているはずである。 このような状況は、

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    gimonfu_usr 2013/05/12
    前段/1934年10月 「朝鮮人移住対策ノ件」(流入阻止の時期)/1939年9月 朝鮮総督府事実上の公認、民間業者による集団的な募集の開始 /(内鮮一体) / メモ http://www.anlyznews.com/2013/05/blog-post_2358.html
  • 植民地朝鮮の戦時労務動員―政策と実態―

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    gimonfu_usr 2013/05/12
    末期
  • 植民地朝鮮の戦時労務動員―政策と実態―

    6、結語 稿では、植民地下朝鮮における労務動員について、日内地と比較しながら見てきた。そこからは次のような点が確認できるだろう。 まず、労務動員政策と関わる、当時の朝鮮の客観的条件には次のような特徴が存在した。すなわち、労務動員の前提となる労働関係の統計、あるいはそれを得るための調査、動員対象者の登録、そして労務動員とそれに付随する勤労援護等の手続きを遂行する事務作業を担う行政機構とマンパワーが朝鮮には欠けていた。しかも、このほかにも労務動員の円滑な遂行を妨げる条件が朝鮮社会には存在していた。朝鮮民衆の日語理解率およびハングルを含む識字率の低さ、それとも関連するメディアの未発達、都市ではなく交通の不便な農村部に居住する人口が相当数いたことがそれである。 一方、労務動員政策を展開する上で、根的に重要になる動員の給源について見ても、朝鮮は日内地と異なっていた。朝鮮には、農村を離

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    gimonfu_usr 2013/05/12
    1944年の徴用の全面的発動以前は企業単位での募集 / 1944年9月(終戦一年前)から行政関与
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