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ブックマーク / abz2010.hatenadiary.org (5)

  • なぜイギリスは日本型の長期停滞に陥らなかったのか? - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する

    イギリスは今回の世界金融危機の震源地の一つとして、リーマンショック以降、長らく景気低迷に陥ってきた。 イギリスのたどった経緯をざっくり説明すると、バブル崩壊⇒金融危機⇒金融機関への公的資金注入&量的緩和、という既視感のある過程をたどり、低成長・高インフレ・高失業率というかなり酷い状況に陥ってしまったのが第一ステージとすれば、景気が依然低迷中の2010年にいち早く財政立て直しの為の付加価値税の増税と歳出カット(公務員削減、年金支給開始年齢の引き上げ等)を敢行したのが第二ステージということになるだろう。 この内、第一ステージについてはいわゆるリフレ派をはじめとしてかなり好意的に受け止められ、日銀は英中銀を見習え!、的な言説も多数見かけることとなった。 その後、経過が芳しくなかった(低成長・高インフレ・高失業)ことが理由なのか、リフレ派の視点はアメリカへと移り、積極的にイギリスの悪い状況が参照さ

    なぜイギリスは日本型の長期停滞に陥らなかったのか? - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する
    gimonfu_usr
    gimonfu_usr 2014/09/07
    ( 英国 / 人口推移 / 増税 / インフラ 住居コスト)
  • 遠くて近い?日本財政破綻への道 - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する

    長期金利に関する懸念ついて書いたついでに、日の財政問題自体についても少し書いておきたい。 とはいってもこのテーマについては2年程前に幾つかエントリーを書いており、考察のベースになる部分については現在も変わっていないので、まずは前回のエントリーを再掲した上で、「異次元」緩和後の現状を踏まえて最後に少し追記を行いたい。 「遠くて近い?日財政破綻への道」 (2011-09-14) 財政問題を考えるときの問題の要点は簡単に言えば国債の借り換え・新規発行が持続可能な形で行っていけるかどうかだと筆者は考えている。 自国通貨建て国債であるから、一旦発行した国債が「返済不能」になる可能性は低い。又、全体としてみても積み上げた国債残高を返す必要は必ずしも無い。国家は永久に続くわけだから、永久に金利だけを払い続けるという約束でお金を借りることは可能である。 しかし現在の日の財政状況を考えると償還期限が来

    遠くて近い?日本財政破綻への道 - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する
  • リフレ「運動」についての雑感 - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する

    先日のエントリー(参照)に対して、田中秀臣氏から「頭の悪いど素人経済論の典型」とのコメントがついているとの情報を頂いた。 まあ別に「頭の悪いど素人」と言われたからといって基的にその通りなのでどうってことはないのだが、ついでにちょろっと氏のサイトを覗いてみて改めて色々とうんざりさせられたので少し毒を吐いてみる。 氏は「リフレ政策(黒田・岩田日銀行の大胆な金融緩和)に関係ないものまでしょわせて批判する悪質な言説について」と題して 資産市場(株、為替レートなど)がリフレ政策の初期において急激に変化することは、僕らは何億回もいままで書いてきたし予見してきた。この動きがやがて物価や雇用にはねかえることも書いてきた。その時間の経過を待てず、待てない連中がやることは、足のひっぱり=デフレのまま停滞がいい、とする愚劣である。 http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/2

    リフレ「運動」についての雑感 - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する
    gimonfu_usr
    gimonfu_usr 2013/04/11
    ( いや、すべてのアレは日銀でなくて原発停止にある )
  • 貧乏人のインフレ率 - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する

    コメント欄での指摘を受け、政府統計の「勤労者世帯年間収入五分位階級別中分類指数(全国)」を基に年間収入五分位階級別の消費者物価指数データから年間収入五分位階級別の前年同月比のインフレ率及び2005年を100とした物価指数をプロットしてみた。 年間収入五分位階級というのは,世帯を年間収入の低い方から高い方へと順に並べて,世帯数を5等分したグループのことで,収入の低い方から順にI,II,III,IV,V階級となっている。 http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020102.do?_toGL08020102_ 2007年4月頃と2011年1月頃を比べるといわゆる消費者物価指数(全体平均)はほぼ同じであるが、年間収入五分位階級別に見た場合はかなり様相が違う。 なぜこうなるかについての一つの説明としてはバイフレーション(biflation / mixflatio

    貧乏人のインフレ率 - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する
    gimonfu_usr
    gimonfu_usr 2011/09/08
    円高効果 でも今の円高は投機
  • 「リフレ先進国」韓国の現在 - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する

    英国、米国と書いたので、ついでに韓国についてももう一度書いてみる。 韓国については以前に「リフレ政策は気で「韓国」を目指す気なのか!?」でも書いたが、リフレ派的にはなかなか評価の高い国である。 前回取り上げた原田泰氏だけでなく飯田泰之氏も韓国の金融政策を日より上手にやっていると評価されている。 確かに韓国の金融政策は以下に示すとおりリフレ的に「正しい」とされるものが多い。 1. インフレターゲットを採用。しかもそのターゲットはコアCPI 3%と高め。 2. 既に中央銀行による国債の直接引き受けを実施したことがある。 3. 為替介入で通貨安を維持しようとしている。 4. 中央銀行のバランスシート毀損を恐れていない(ように見える)。 4について補則すると、韓国の中央銀行である韓国銀行は世界でも稀な赤字を出している中央銀行である。 その主たる要因は通貨安定証券というものらしく、これは為替介入

    「リフレ先進国」韓国の現在 - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する
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