半導体の偽物の事例 半導体の真贋判(しんがん)定サービスを提供しているOKIエンジニアリングのWebサイトでは、半導体の偽物の事例を紹介している。報道によれば、真贋判定サービスに持ち込まれた製品の約3割が偽物であったということだ(画面は、OKIエンジニアリングの「電子部品の真贋判定」ページ)。 ようやくというべきか。半導体業界での設備投資の抑制とか、デマンドの下振れ予想、生産調整などのニュースが散見されるようになってきた。もちろんよいニュースではない。マスコミが報じているということは、報じられるかなり前から各社とも危機を感じて対応策を検討していたということでもある。 しかし、以前であれば「いつもの」シリコンサイクルの需給調整がまた始まった、という理解で済ませられたのだが、これからは多分今までとは様相が違う。予想がつかない乱流状態に入っていく可能性があるとみている。 コロナの時代に突入して2
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