ゆがんだアーチ橋を何年か前に三陸沿岸道路で見たなあという記憶がよみがえり、確認してみた。比較的あっさり、鳴瀬奥松島大橋というバスケットハンドル型ニールセンローゼ橋であることがわかった。道路が河川と斜めに交差する場合、2面のアーチの位置が前後にずれるため、必然的にゆがんだ形に見えてしまう。結果的に、ムズムズする亜空間体験ができる橋になるのだ。 どのくらいのスキュー角なのかが気になって、あらためてGoogleマップで眺めてみたところ、衝撃を受けた。なんと、この橋は鳴瀬川と吉田川の平行する2つの河川を跨いでおり、アーチで跨いでいる区間は水面がある低水路ではなく、中央の高水敷、つまり陸地なのだ。メインスパンは水面を越えるという認識が崩壊したことで、うっかりニヤけてしまった。自分の常識が覆されるときって、ちょっとした快感が得られるよね。この橋を外からも眺めてみたくなったな。
