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Googleはソーシャルメディアサービス「Google Buzz」のプライバシー侵害訴訟で850万ドルの和解金を支払うことになった。Google Buzzは2月に提供開始された際に、「Gmail」の一部の連絡先情報が意図せずBuzzのプロフィールとして公開されてしまう問題が起こり、GmailユーザーのEva HibnickさんらがGoogleを提訴していた。 米国時間9月3日に明らかになった和解内容によると、この和解金は弁護士らへの支払い後、インターネットプライバシー擁護団体に寄付されるという。また、Googleは「Buzzのプライバシー面について、広く一般に知らせる」ように要求されたという。
カリフォルニア州レイクタホ発--プライバシーを懸念する人々にとっては、Googleの最高経営責任者(CEO)のEric Schmidt氏によって、心配の種がまたいくつか増えたことになる。 Schmidt氏は米国時間8月4日、当地で開催のカンファレンスで、人工知能を使用すれば、コンピュータはインターネット上の任意の人物の写真を14枚撮影し、かなりの可能性でその人物を特定することが可能だと述べた。同じように、ロケーションベースサービスで収集したデータを使用すれば、誰かの居場所が分かるだけでなく、その人が次に向かう場所をかなり正確に予測できるという。 「非常に興味深いことだ。これはいい考えだろうか。それともよからぬ考えだろうか。もちろんテクノロジそのものはよくも悪くもない。ただ、社会の側は基本的に準備ができていない」(Schmidt氏) Schmidt氏がこのようにコメントしたのは、テクノロジが
前の浅沼ヒロシさんの「ポスト・モバイル―ITとヒトの未来図 (新潮新書)という本の書評エントリーの中に、著者である岡嶋さんの「私は基本的に自分が不幸になる様しか想像できないのだ」の一言が紹介されている。まるでトム・クルーズの映画「マイノリティ・リポート」のように、情報技術がわれわれの行動をすべて把握してしまう未来、プライバシーの権利さえないような未来に対し、岡嶋さんは「それは、善悪を超えて、単に事実です」としながらも、どうもしっくりこないようだ。 わたしも岡嶋さん同様に、未来はそうなっていくと思うし、それが善悪を超えて、事実だと思う。ただわたしは岡嶋さんとは異なり、こうした情報技術が社会を、われわれ一人一人を幸せにしてくれると思っている。確信している。 確かにわれわれの行動はかなりの部分を情報技術が把握するようになるだろう。自分のプライバシーがどんどん世の中にリークしていくようになる、と思
今、われわれはインターネットの新しい時代を迎えようとしているようだ。匿名で顔のないIPアドレスの代わりに、ソーシャルコンピューティングや変化し続けるテクノロジによって、「現実」世界と「仮想」世界の境界が不鮮明になってきている。Web 2.0は、あるサイトでは写真を投稿し、別のサイトではStumbleUponでブックマークを登録し、さらにTwitterやDiggに参加するなど、自分の生活の断片をネット上で共有することで、自分のアイデンティティが部分的に少しずつ公開されて行く世界を造り出した。しかし、ソーシャルメディアの登場は、新しいウェブを急速に形作る変化の1つにすぎない。 近い将来のウェブでは、もはや匿名性は存在しない。匿名性はすでに存在しないという主張も成り立つかもしれないが、それは完全に正しいわけではない。今でも、例えばTwitterなどのソーシャルネットワークサイトで、他人の名前やブ
■ MacユーザはIPv6を切るかnet.inet6.ip6.use_tempaddr=1の設定を Mac OS Xの初期設定の危険性 私の周囲に物理的に近づくことのできる人は、私が使っているノート型コンピュータの無線LANインターフェイスのMACアドレス*1を知ることができる。たとえば、セミナー等で私が講演している会場に来れば、講演中に私が無線LANのスイッチを切り忘れていたなら、無線LANのパケットを傍受することで私のMACアドレスを知るだろう*2。それだけでは他の人のアドレスと混じって区別できないだろうが、別の場所で再び同じことをすれば、両方に存在したものが私のMACアドレスだ。 これはもう隠しようがないので、先に自ら暴露してしまおう。「00:1f:5b:d1:ec:bd」は私のMACアドレスだ(図1)。 これを暴露するのはリスクのある行為であり、お薦め出来ない。また、仮に他人のMA
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