世界と遊ぶ文芸誌『界遊』を発行する団体。ノンジャンルを掲げ、特定の枠組みや価値に捕らわれず、表現のあり方を問い直すことで豊かなコンテンツを発信する。昨今、劣勢だと考えられている紙媒体をあえて主戦場に選び戦う彼らが、STUDIO VOICE ONLINEとタッグを組んでWEBコンテンツに初登場! 雑誌の種類? なんだかマイナーなイメージ? 聞いたことはあるけどよく知らない、触れたこともない…。 そんな人、多いんじゃないでしょうか。 おそらく一般的な定義で言えば、“自主制作”で、“大手の取次業者を介していない ”雑誌ということになるのだと思いますが、大手出版社の雑誌が次々休刊したりと 出版不況が囁かれて久しい昨今、そんなミニコミの一部が密かに熱い。 雑誌メディアとして新たなフィールドを切り開くミニコミの1シーンを〈ミニコミ2.0〉と題し紹介する。 “マニア的な”という従来のイメージを払拭するよ
黒肌系ギャル雑誌「nuts」の増刊ムックとして登場し、今ではギャル系ファッション誌として確固たる地位まで上り詰めた「小悪魔ageha」。「今よりもっとかわいくなりたい美人GALのための魔性&欲望BOOK」というキャッチコピーを掲げ、「もっときれいになりたい!」「もっとお金持ちになりたい!」「もっと幸せになりたい!」という女性の気持ちを見事につかみ取り、出版不況と呼ばれる中でも急激に売り上げを伸ばし、ある意味で今の時代を象徴する雑誌の一つとなっています。また、小悪魔agehaに登場するモデルのことを「ageモ」または「age嬢」と呼び、ageモやage嬢のようなファッションをしている女性は「ageha系」と呼ばれ、これもまた10代~20代の女性たちに広く浸透し、あこがれている女性たちも数多くいるようです。 しかしながら小悪魔agehaはその非常に華やかできらびやかな見かけとは裏腹に、心の中の
大手出版社の女性ファッション誌が軒並み「部数2ケタ減」と苦戦している。「CanCam」(小学館)や「JJ」(光文社)が代表例だ。その一方で、「InRed」「sweet」(宝島社)など絶好調な雑誌もある。何が「明暗」を分けたのだろうか。 「InRed」「sweet」は絶好調 人気モデルの蛯原友里さん、押切もえさん、山田優さんが、ひと頃、表紙を飾っていた「CanCam」。1980年代に創刊され、似たような女性ファッション誌(以下女性誌)が続々と出てきたなかでもダントツの存在だった。 「モデルが他の雑誌に比べてかわいい」「エビちゃん系、もえカジ系、優OL系のように、わかりやすく提案されていて、参考になる」というのがネットに書き込まれた読者の意見で、モデルに好感を持つ読者が多かったようだ。ただこれは数年前の話で、「今は昔」になっている。 2009年5月4日付け「文化通信」に掲載された「08年下期の
Porter Tokyo-made, our selection of bags have been made with the seasoned traveller in mind. Comme des Garçons This internationally recognised brand, with the dual design influences of Tokyo and Paris. Leuchtturm1917 German stationery brand Leuchtturm has been producing paper products of the highest quality for more than 100 years.
金融危機など、世界や日本の経済の話題について、そして業界動向から企業情報、投資情報――新聞やテレビのニュースよりも、専門性が高い情報を必要としているビジネスパーソンにとって、ビジネス誌は欠かせない。ここ数年、さまざまなビジネス誌がオンラインに進出し、多くの記事がWebでも読めるようになっている。 今回は誠編集部の呼びかけに応え、「ダイヤモンド・オンライン」「東洋経済オンライン」「プレジデントロイター」という有力ビジネス媒体のキーパーソンに集まっていただき、「Business Media 誠」編集長を含め4名による座談会を実施した。「Webビジネスの難しさとは?」「紙媒体から移行して感じるネットメディアの特徴とは?」「オンラインビジネス誌のビジネスモデルは?」といったテーマについて、今、まさに現場で変化を体感している各誌のキーパーソンが率直に語り合った。 左から東洋経済オンラインの丸山尚文編
「月刊プレイボーイ、33年の歴史に終止符」「月刊KING、創刊から2年目で休刊へ」……08年も、出版界はそんな寂しいニュースばかりの一年だった。雑誌市場は96年をピークに縮小を続けており、07年時点ではピーク時の7割程度まで落ち込んでいる。インターネットの台頭、携帯の普及、消費全体の低迷、不況による企業広告の撤退……複数の要因が重なり合った結果として、いくつもの雑誌が悲しい末路を辿ることとなったのだ。 新たな年を迎えて早々に昨年の暗い話題を振り返るのも気が引けるが、ここはひとつ、先に散った同志を悼み、明るい未来を目指す糧としたい。 ●『月刊プレイボーイ』(集英社) 75年の創刊以来、かつては開高健や、最近では佐野真一などの連載を抱え、「オトナの男」の雑誌の草分け的存在だった老舗月刊誌だが、部数下落や広告の減少を理由に、33年の歴史に幕を下ろした。『Z』(エムスリー・パブリッシング)や『zi
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