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ブックマーク / facta.co.jp (13)

  • 吉原 毅(城南信用金庫理事長)

    1955年東京生まれ。77年慶大経済卒。同年城南信用金庫へ。92年理事・企画部長、96年常務理事、2006年副理事長を経て、昨年11月より現職。自らの年収を支店長(1200万円)以下に抑え、理事長・会長任期を最長4年、停年を60歳とする異色の改革を断行。信金業界切っての論客である。 写真/平尾秀明 ――城南信用金庫がホームページ上で訴える「原発に頼らない安心できる社会へ」と題する「脱原発」宣言が話題を呼んでいます。 吉原 大震災の被害は、私の想像をはるかに超えるものでした。痛切に、何かをしなければならないと思いました。城南信金の実質的な創立者である小原鐵五郎元会長は「銀行に成り下がってはいけない」と説いていました。地元の協同組織金融機関である信金は社会貢献(地域社会の繁栄)のために生まれた組織であり、お金儲けのためにやっている銀行ではないということです。信用金庫は困っている人に手を差しのべ

    gintacat
    gintacat 2011/07/12
    信用金庫の理事長が言うと説得力がある「お金がバブルを生むように原子力もバブルを生んだのです。もともと人々の幸せのためにお金があるはずですが、ともすると人はお金に目を奪われて、それを忘れてしまう」
  • 佐藤 正久(参議院議員)

    1960年生まれ。防衛大学校卒、米陸軍指揮幕僚大学卒。92年外務省アジア局出向。96年国連PKOゴラン高原派遣輸送隊初代隊長、2004年イラク先遣隊長、「ヒゲの隊長」として有名に。07年7月参院選で比例代表全国区で初当選。自民党国防部会長。ツイッターでの熱心なつぶやきも話題に。 写真/小嶋三樹 ――足繁く被災地を訪問していますね。 佐藤 私は防衛大学校、自衛隊の化学科で、核攻撃や生物・化学兵器からいかに防護するかを学んできました。おまけに福島県出身なので、故郷東北の窮状は他人事ではなく、宮城に6回、岩手に2回、福島に15回ほど足を運びました。この3カ月余の政府の対応はお粗末の極み。誰もが、準備した以上のことはできなかった。原発事故の処理が後手後手に回り、すべての初動が遅れたように言われますが、自衛隊に限って言えば、首相官邸の指示を受ける前に出動していました。3年前に行った「みちのくアラート

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    gintacat 2011/07/11
    菅さんには「危機感がない」「心がない」ほんとうにそう見える。もうちょっと…
  • 「下士官総理」が日本をダメにする

    「下士官総理」が日をダメにする 「原発対策」に夢中になって被災地支援は無関心、ほったらかし。国難に「軍曹レベル」の宰相では堪らない。 2011年5月号 POLITICS [さっさと退陣が国のため] 東日大震災から1カ月の4月11日。反転攻勢をうかがった首相の菅直人は頭から冷水を浴びせられた。「震災をはねのけて新たな日をつくる努力を、先頭に立って全力で頑張り抜く覚悟だ」午後2時46分、首相官邸での緊急災害、原子力災害の両対策部の合同会議。菅は全閣僚とともに1分間の黙祷で犠牲者の冥福を祈った後、復興への体制立て直しを力説した。夕刻に記者会見で防衛大学校長の五百旗頭真を議長に据え、有識者らを集めた「復興構想会議」始動の大号令を発する手はずだった。その直前、またも強い地震が東北地方を襲った。東京電力の福島第一原子力発電所では1~3号機が一時、全電源を喪失する緊急事態に陥った。菅はやむなく会

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    gintacat 2011/04/21
    情けない。そしてこんな首相を引きずりおろせない民主党も、野党もだらしない・・ あぁ・・
  • 前福島県知事 佐藤栄佐久氏

    1939年、福島県郡山生まれ。東京大学法学部卒。日青年会議所副会頭を経て83年に参議院議員、87年に大蔵政務次官。88年に福島県知事に当選し、5期目に収賄疑惑で辞任、逮捕起訴された。全面否認したが一、二審とも有罪判決が出て最高裁に上告中。著書に『知事抹殺』(平凡社)。 ――「そのとき」どうしていましたか。 佐藤 郡山の自宅の居間で、突然、携帯電話の緊急地震速報のアラームが鳴りました。家内と庭に飛び出したとたん、立っていられないほどの揺れとなり、隣家のブロック塀が大きくたわむのが見えました。長い揺れが収まって家の前に出ると、小学校5年生ぐらいの男の子がおびえて泣きながら歩いて来るので「大丈夫だ」と元気づけてあげましたが、巨大地震の異様さが実感としてじわじわと押し寄せてきました。 ――不幸にして知事時代に懸念されていた原発事故のリスクが現実のものになりました。 佐藤 まさか、これほど大きな事

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    gintacat 2011/04/19
    この記事は公開して欲しいなぁ。少しでも多くの人に読んでもらいたい。追記:公開されました。
  • 明治の「見えざる手」渋沢の功績

    「我が国の商工業は政治のために蹂躙されており、しかも商業上の道徳は日増しに衰退しているではないか」――最近の政治の迷走を批判した演説ではない。120年ほど前の渋沢栄一の現状認識である。そのため彼は還暦での引退を思いとどまり、喜寿まで財界人として働きつづけた。 今さら渋沢、の感なきにしもあらずだが、坂龍馬を気どったり、奇兵隊を名乗ったり、昨今の政治家は名を借りて格好をつけるばかりで、明確な指導原理を欠いている。だからこそ、ただ渋沢を持ち上げるのではなく、彼の思想や行動を具体的に検証した著作が、今こそ求められるというべきだろう。 明治の日が短期間に資主義化し、先進国と肩を並べられたのは、極端な言い方をすれば渋沢栄一という人物を得た奇跡のおかげ、と著者はいう。幕末の短期間、渋沢は徳川慶喜の弟に随行して欧州に滞在した。その間の見聞が実業人としての原点になったことは、よく知られている。だが、著

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    gintacat 2011/03/30
    渋沢栄一に限らず、幕末明治の人物ってやっぱりすごい。そういう人材がどういう社会から生まれたのか、江戸期の教育や人材育成環境を見直してみるべきかも。
  • 「反日」を煽れぬ中国共産党

    「反日」を煽れぬ中国共産党 重慶の反日デモの前夜、ツイッターでつぶやいた女性が当局に連行された。「反体制」への転化に戦々恐々。 2010年12月号 GLOBAL [核心的利益の矛盾] 10月26日火曜日、中国内陸部の重慶市で大学生を中心とする反日デモが発生した。約1千人の若者が「抵制日貨」(日製品をボイコットせよ)などと気勢を上げながら、市の中心部を通って日総領事館の前まで行進。その様子は、内陸部を中心に各地で起きた反日デモのひとつとして日でも報じられた。だが、重慶のデモには奇妙な点があった。他の都市のデモはすべて週末に起きたのに、重慶はなぜか火曜日だったのだ。その背景には、中国政治と社会が抱える数々の矛盾の縮図とも言える経緯があった。重慶の大学生たちが、インターネットを通じて週末の反日デモを呼びかけたのは10月20日前後。ところが22日金曜日の午後から、市内の各大学の出入り口に突

    「反日」を煽れぬ中国共産党
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    gintacat 2010/12/20
  • 安 替氏(中国のコラムニスト兼ブロガー)

    安 替氏(中国のコラムニスト兼ブロガー) 中国の言論統制にツイッターが風穴 2011年1月号 GLOBAL [インタビュー] 中国の言論界で地殻変動が起きている。政府が反体制的な言動を取り締まり、メディアの検閲を続ける裏で、インターネットを中心にタブーを恐れず発信する個人が急増。中でもツイッターは、政治意識の高いオピニオンリーダーが集う“場”として独特の存在感を築いている。中国の有力コラムニストでブロガーの安替(アンテイ)氏に最新事情を聞いた。 ネット社会の開放度は米国並み ――中国では政府がメディアの報道を厳しく統制しています。一方、ネット上ではブログやミニブログによる個人の情報発信が驚くほど活発ですね。安 今の中国はちょっと奇妙な状況にあります。中国共産党が統治する一党独裁国家です。ところが、ネット社会だけを見ると非常に開放的です。個人的には、中国のネット社会の開放度や影響力は米国と

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    gintacat 2010/12/20
  • 上海人災「献花」10万人の圧力

    上海人災「献花」10万人の圧力 高層マンション炎上政治の腐敗が下地。市民が自発的な無言の集団抗議に出て、共産党の悪夢が現実になった。 2011年1月号 GLOBAL 上海万博の閉幕から半月後の11月15日、上海市中心部の静安区で28階建ての高層マンションが全焼し、58人(一説によれば73人)が死亡した。市民を震撼させたこの大惨事に、上海市当局がとった対応は、例によって事件の情報を封鎖し、真相を人々の目から隠そうとするものだった。ところが、事態は予期せぬ方向に展開した。火災から5日目の20日午後12時34分、上海在住の「夏商」というハンドルネームの小説家が、自身のミニブログに「犠牲者に哀悼の意を表するため、七日忌にみんなで現場に献花に行こう」と書き込んだ。この呼びかけがインターネット、携帯メール、口コミなどを通じて瞬く間に市民に広がり、大きなうねりを起こしたのだ。中国では亡くなった日から数

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    gintacat 2010/12/20
  • ミクシィ、モバゲー、グリーの仁義なき闘い

    ミクシィ、ディー・エヌ・エー(DeNA)、グリー……。国内3大SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の競争が激化している。とくに、携帯電話向けゲームで競合するグリーとDeNAが熾烈な刺し合いを演じている。 事の始まりは昨年9月。グリーは同社の人気ゲーム「釣り★スタ」に類似したゲームを提供しているとして、東京地裁に著作権侵害でDeNAを提訴した。この係争はいまだ決着がついていないが、7月、DeNAがグリーに反撃。「モバゲータウン」にゲームを提供するゲーム会社に対し、グリーにもゲームを提供する場合は、会員の流入を促さないと表明していることが明らかになったのだ。ゲーム会社の囲い込みを狙った対策である。 両社は人材獲得でも火花を散らす。8月15日、DeNAがゲーム開発エンジニアの中途採用に際し、200万円の入社準備金を支払うと報道されると、翌日にはグリーも200万円の入社支度金の用意があ

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    gintacat 2010/10/24
    Facebook + Zynga も意識しなきゃなんないし。大変ですね。
  • 「就職人気№1」JTBの崖っぷち

    「就職人気№1」JTBの崖っぷち 過去最悪145億円の赤字決算。債務超過の近ツーや日旅行は見るも無惨。大手旅行会社に迫り来る「終末」。 2010年7月号 BUSINESS 「旅の思い出は子どもの思い出となって残っていく。その意味でも、旅行の仕方や仕組みをもっと提案していかなくては……」 ある経済誌で「若者の旅行離れ」の原因を問われ、なんとも牧歌的な発言をしているのは、旅行業最大手ジェイティービー(JTB)の田川博己社長だ。リクルートが発表した来春卒業予定の大学生1万1640人を対象にした就職志望企業ランキングでJTBは7年ぶりに首位に返り咲いたばかり。田川社長の暢気な発言といい、就職人気の高さといい、順風満帆に見えるが、実は旅行業界全体が未曾有の苦境に直面している。 「旅行会社が危ない」。コンピューターによる旅券予約システムが旅行代理店の店頭に普及し始めた四半世紀前からそう叫ばれてきた。

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    gintacat 2010/09/08
    ネットを活用したディストリビュータの台頭にサプライヤによる直販。既存の代理店には超大胆な自己変革が求められているのでしょうね。
  • LTEでドコモまた「ガラパゴス」

    LTEでドコモまた「ガラパゴス」 “最先端病”ドコモが12月開始の次世代規格。が、欧州勢の尻込みで「今度こそ」も空しく。 2010年8月号 BUSINESS 日の携帯電話が「LTE」(Long Term Evolution)と呼ばれる次世代規格でも、ガラパゴス化への道を突き進む可能性がでてきた。 NTTドコモが12月開始予定の「LTE」は、一秒あたり下り最大75メガビット、上り最大25メガビットと、光ファイバー並みの通信速度を誇る。第3世代(3G)の「W-CDMA」の進化形であり、第4世代に限りなく近いことから3.9世代などと呼ばれている。 スマートフォンや電子ブック端末といった大容量のコンテンツ利用が多いモバイルネット端末の普及で、トラフィック(通信量)が増大することを見越し、世界に先駆けて格的サービスを開始するという。 しかしこの「最先端病」が心配のタネなのだ。ドコモはこのLTE

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    gintacat 2010/09/08
    最先端病か。ユーザの視点を置き去りに高性能競争、ドコモだけじゃないよね。
  • 資源買い漁る中国に「封じ込め」政策――人民元切り上げの裏でアメリカが兵糧攻め:フリー・コンテンツ:FACTA online

    2024年5月号:フリー・コンテンツ2024年4月20日発行 インタビュー/RIZAPグループ社長 瀬戸 健氏(聞き手/誌 宮嶋巌) 世間の常識を破る「スマートライフジム」 インタビュー/アシックス社長 富永 満之 氏(聞き手/誌 宮嶋巌) 「デジタル×グローバル」で稀に見る成長軌道を「爆走」 インタビュー/JPホールディングス代表取締役社長 坂井 徹氏(聞き手/誌 和田紀央) 「なりたい自分になる力」育む学童クラブへ 気息奄奄! 日から「全国紙」がなくなる日 地方で細る全国取材網。広がる「記者砂漠」。自治体権力の監視機能が弱体化。 株主総会で物議! 美術財団に居残る損ジャのドン「櫻田」/前途多難の奥村CEO 当局のお墨付きを得たかっこうの奥村氏の前に立ちはだかるのは、やはり「ドンの壁」だ。 「米中衝突」回避するための処方箋 『覇権国家アメリカ 「対中強硬」の深淵』著者/園田耕司 

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    gintacat 2009/03/22
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  • 鳥居民『昭和二十年』第一部12巻のススメ:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2009年2月12日 [書評]鳥居民『昭和二十年』第一部12巻のススメ 熊日日新聞に、5年ぶりに続刊が出た鳥居民氏『昭和二十年』の書評を掲載した。それをここに再録する。文中では触れなかったが、6月14日は私の母の命日でもある。もっとも亡くしたのは昭和ではない。平成になってからだが。それでも現在までの12巻で、この1日だけが一巻をなしたのは、個人的には感慨が深いが、となると、8月15日は何巻を占めるのだろう。 *   *   *   *   * 鳥居 民著 『昭和二十年』 第一部(12) 木戸幸一の選択 【6月14日】 (草思社、2000円) 道半ば、昭和の『神曲』 万巻の書を読む――ブエノスアイレスの司書だった不思議な作家、ホルヘ・ルイス・ボルヘスの果てしない『バベルの図書館』に憧れたことがあった。 それが、不遜、と思い知ったのは10年前だろう

    gintacat
    gintacat 2009/02/13
    こんな本があるんだ。すごいね。ちょっと読んでみたい。
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