不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 スタイリングということを考えた場合、スタイルをつくり出す方法としては大きく次の2つがあると思います。 単独のモノの形をデザインするデザインされた複数の単独な形をコーディネイトする もちろん、2.は、1.がその前提にあって可能になる。かといって、1.が単独で日常に存在することはほとんど考えにくく、ほぼ必ず2.の必要性が生じます。その意味で、1.と2.の関係は単純な主従関係ではないでしょう。 また、違う見方をすれば、1.はモノをデザインするデザイナーの領域、2.はデザインされたものを日常的に使用する僕ら生活者自身の領域だといえるでしょう。 ドナルド・A・ノーマンは、『エモーショナル・デザイン―微笑を誘うモノたちのために』のなかで「我々は皆デザイナーだ」と言っています。 「製品の