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ナショナリズムに関するgirly_red_armyのブックマーク (4)

  • ナショナリズムを考える基本としての四類型と日本の単文化主義 | Kousyoublog

    アーネスト・ゲルナー著「民族とナショナリズム」 「ナショナリズムとは、第一義的には、政治的な単位と民族的な単位とが一致しなければならないと主張する一つの政治的な原理である。」(P1) 「端的に言って、ナショナリズムとは、エスニックな境界線が政治的な境界線を分断してはならないと要求する政治的正統性の理論であり、なかんずく、ある所与の国家内部にあるエスニックな境界線によって――これは原理を一般的に定義したときに、正式にはすでに排除された偶発的なケースではあるが――権力の握るものが他の人々から切り離されてはならないと要求するそれである。(P2)塩川伸明著「民族とネイション―ナショナリズムという難問 (岩波新書)」(P22-26)によると、以上のアーネスト・ゲルナーによるナショナリズムについての定義を前提として政治的単位=国家の領域と民族的な範囲=ある民族の分布範囲の空間的な大小関係を基準とした場

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  • 殴り役と殴られ役が分かれているボクシング — ネットの海の漂流者

    最近の中国との騒動を見て、ナショナリズムと外国人問題についてある人が、「あれは殴り役と殴られ役が分かれているボクシングみたいなものだ」と言っていたことを思い出した。 国に住んでいて、そこで圧倒的に多数派で、反撃される可能性が少ない人が威勢がいいことを言い、それを聞いて腹を立てた外国人が、海の彼方にいる発言者のかわりに手が届く範囲にいる「そいつと同じ国の奴」に手を上げる。 同胞が傷つけられたことで腹をたてた「愛国者」。しかし手を上げた人は遥か海の彼方にいるので報復できない。だからやっぱり、報復相手には近くにいる「外国人」が選ばれる。 この繰り返しを「殴り役と殴られ役が分かれているボクシング」と表現したのだ。 自分の住んでいる地域でマイノリティな人たちは揉め事がおきるとすぐに日常生活に影響を受けるが、多数派の人たちは比較的安全で、両者のリスクはぜんぜん違う。 中国の反日デモによって近くに住

    girly_red_army
    girly_red_army 2012/09/18
    安全地帯から威勢良く煽るやつこそが、海外の同胞を危険にさらす。
  • なぜ日本は「すごい」のか/ナショナリズムの起源と民族意識の誕生 - デマこい!

    人であること以外に誇れるモノを持たない人は、極端なナショナリズムに染まりやすい。しかし、村田諒太が日人だからといって、同じ日人のあなたが金メダルを取ったわけではない。内村航平が日人だからといって、あなたが体操の達人というわけではない。スポーツを観戦するときは選手個人の技能や努力を応援すべきであって、民族意識を慰めるための道具にしてはならない。自尊心の低い人ほど「日人であること」に固執する。なぜなら「日人はすばらしい」という価値観に染まっていれば、なんの努力もせずに「自分はすばらしい」と思えるからだ。 ただし、事実として日はすごい。 およそ300年の鎖国により文化的に遅れていたはずなのに、明治維新以降とてつもない速さで近代化を果たし、30年経たずに中国(清)を、40年経たずにロシア戦争で倒している。大政奉還から70年少々で、世界最強の戦艦と戦闘機を開発し、アメリカに対してガ

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  • 「親日」か「反日」かでは語れない領土問題

    香港人活動家の尖閣上陸で始まり、19日の日曜日には中国各地での反日デモにまで発展した騒ぎに、「これからどうなるのだろう」と感じている日人は少なくない。わたし個人は逆に中国人の方が泰然としているという気がしている。というのも中国人はある意味、単純明確に「領土問題」としてこの事件をとらえているのに対して、逆に日側には見えていない点があまりにも多く、その状態で解読しようとすればするほどわからなくなり不安に結びつく、つまり「知らないこと」が猜疑を生んで怖れや戸惑いに結びついているように見える。 今回まず明らかになった「不明点」は、日社会には尖閣(中国では「釣魚島」、台湾や香港では「釣魚台」と呼ぶ。稿では中国側視点を紹介する場合は「釣魚島」で統一する)を巡る領土紛争についての認識に大きな誤解があることだ。 活動家の上陸が伝えられた瞬間から、ツイッターなどでは「反日」という言葉が飛び交い出した

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