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進化論に関するgitanezのブックマーク (70)

  • ダイナミック・コア: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ダイナミック・コアは、脳神経科学者ジェラルド・M・エーデルマンのグループが提唱したTNGSで使われる用語で、脳内で機能クラスターとしてふるまう「相互採用する系」を示す。主に視床-皮質系で営まれ、コアは信号を主にコア自身の中でやりとりをし、その再入力性の信号のやりとりが意識状態を生み出すと考えられている。 ダイナミック・コアの再入力性の神経活動は、外界や脳自体の信号を、それらクオリアの感じる状態、つまり、「X(ヒト、コウモリ等々)であるとはどのようなことか」へと「現象変換」する。(中略)ダイナミック・コアの活動からクオリアへ、という現象変換が起きるということは、コアの神経活動によって高次元の識別がもたらされるということであり、言い換えれば、コアの活動なくして高次元の識別はない

  • Arrivederci al prossimo anno!: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 2006年は、このブログを通じて、様々な方に出会え、そして、いろいろとお力添えをいただきました。当にありがとうございます。 2007年まで、あとわずかですが、来年もまた、よろしくお願いいたします。 さて、2007年の研究テーマはこれ。"集団的思考"です。 Web2.xを考える上でも、ブランディング、しいては、企業における組織の活性化などを考える上でも重要なテーマに挙げられるのではないかと考えています。 しかし進化は、聡明とはいえないが、おそろしく強力である。そのパワーの源は、長い年月をかけて、複雑な環境の中で行使される自然選択にある。ダーウィンが発展させたこの考え方は、彼の持論である"集団的思考"という概念に根差している。「集団的思考」とは、「機能しうる構造(形態)や生物

  • 私的インフォメーション・アーキテクチャ考:12.意味の生成: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 遺伝子のもつ利己的な性質について最初に述べたのは、リチャード・ドーキンスでした。しかし、遺伝子が利己的であっても、そうした遺伝子が利己的であるとは限りません。実際、僕たち人間は、決して少なくない頻度で利他的なふるまいをみせることがあります。そして、それはヒトだけでなく、他の動物にも見られる傾向だといわれています。しかし、利己的な遺伝子をもつ生物が利他的な行動を進化させたのはどういうわけでしょう? 利己的な遺伝子が利他的な行動の意味を発見するには利他的行動の進化を説明する利己的な遺伝子の物語として次のようなものがあります。 天敵の出現を声を出して仲間に伝える見張りのサルは、声を発することで死ぬ確率が高くなります。進化論的にみれば天敵を前に声を発する性質をもった遺伝子が自然淘汰

  • Amazon.co.jp: シリーズ進化学 6: 石川統: 本

    Amazon.co.jp: シリーズ進化学 6: 石川統: 本
  • Amazon.co.jp: ヒトの進化 (シリーズ進化学 (5)): 石川統: 本

    Amazon.co.jp: ヒトの進化 (シリーズ進化学 (5)): 石川統: 本
  • やわらかな遺伝子/マット・リドレー(あるいは「『ウェブ進化論』で語られなかった大切なこと」): DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 愛だとか、惚れるだとかいう言葉を使えば、ロマンチックな響きにもなるが、その活性をうながすオキシトシンという遺伝的物質は、そもそもはしょせん排尿を調整するホルモンなのだとしたらどう感じるでしょうか? これに気づいた研究者たちは、ラットの脳にオキシトシンとバソプレシンを注射したときの影響を確かめた。すると不思議なことに、オキシトシンを大脳に注射した雄のラットは、すぐにあくびをしだし、同時にペニスを勃起させた。投与量が少ないうちは、性欲も高まり、射精が早く頻繁になった。一方、雌のラットの大脳にオキシトシンを注射すると、交尾の姿勢をとるようになった。ヒトの場合、マスターベションをすると、男女ともにオキシトシンの濃度が上がる。 この研究とは別に1980年代後半、トム・インゼルらによっ

  • パースの記号学とホフマイヤーの生命記号論とブランドの関連性: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 先ほど「ブランド・アーキテクチャとパースの記号論」ですこし書きましたが、Dubberly Design Officeの「A Model of Brand」というブランド・コンセプトマップは、アメリカ思想におけるプラグマティズムの祖であるチャールズ・S・パースの記号学における三項論理に基づくものと思われます。 パースの三項論理パースの三項論理は、記号過程を記号(sign)、対象(object)、解釈項(interpretant)の3要素からなり、そこに成立する還元不可能な三角関係を分析することを主題としています。 例えば、よく例に出されるのは、森の中でハンターが樹に傷がついているのを見つけ、その近くに鹿がいることを察知するという三角関係です。この場合、樹の傷は「近くに鹿がいる

  • ヒトが認識する距離感: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 昨日、三連休に熊野に行ってきた話を書きましたが、今回、旅行に行って感じたのは、人間の距離感覚ってテキトーなんだなっていうことです。 時間で距離感を計る傾向まず下の地図を見てください。 今回、東京から名古屋を経て、緑の矢印部分の熊野まで行ったんですが、東京から名古屋までは新幹線で1時間40分ほどなのに対して、名古屋~熊野間は行きは3時間、帰りにいたっては4時間かかりました。東京~名古屋はそれほど遠く感じませんでしたが、その先の熊野までは異常に遠く感じました。 地図でみればわかるとおり、実際の距離は東京~名古屋間のほうが、名古屋~熊野間より長いわけです。 それだけでなく、新宮から熊野宮までがまた2時間もかかる。東京から名古屋までより遠いわけです。 でもって、今日は出張で静岡県

  • ブランド=ニッチ:それぞれの環境に適応したそれぞれの表現形: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 どちらが優れているという話ではなく、双方とも環境に適した表現形をそれぞれ手にしていていると理解すべきなのでしょう。 フランツ・ボアズの文化人類学文化という言葉には、少なくともふたつの意味がある。ひとつは高尚な芸術や洞察や趣味の意味で、ひと言で代表させるならばオペラだ。もうひとつは儀式や伝統や民族性の意味で、いわば、鼻に骨を刺して焚き火のまわりで踊ることだ。このふたつは、深いところでつながっている。黒の蝶ネクタイをして客席に座り、『椿姫』を鑑賞するのは、鼻に骨を刺して焚き火のまわりでする踊りの西洋版にすぎない。 マット・リドレーは『やわらかな遺伝子』の第8章「文化の課題」の中で、文化人類学という学問の基礎を築いたフランツ・ボアズを取り上げています。 ドイツ生まれで、その後、ア

  • 完璧なスフレを作るには、適切な材料だけでなく、適切な調理時間と適切な作業時間が必要: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 マット・リドレーの『やわらかな遺伝子』は、"Nature via Nurture"(生まれは育ちを通して)といい、長い間、人間を対象とする遺伝学や心理学などの学問の分野で論争の種となってきた"Nature vs Nurture"(生まれか育ちか)が、結局、どちらも重要で、どちらが欠けてもうまくいかないことを、最新の研究の成果をていねいに集め、紐解きながら、ていねいに説明してくれる1冊です。 邦題の『やわらかな遺伝子』は遺伝子が環境のうながす変化に柔軟に対応する性質をもっていて、環境に応じて遺伝子が様々な機能のオン/オフのスイッチを入れる様をよく示してくれています。 レシピとしての遺伝子驚くことにたった3万個の遺伝子が、オキシトシン受容体の遺伝子として配偶の能に関係していた

  • 私的インフォメーション・アーキテクチャ考:3.構造と要素間の関係性:分類あるいはメタデータ:その1: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 さて、前回の「私的インフォメーション・アーキテクチャ考:2.構造と要素間の関係性:その概要」で、インフォメーション・アーキテクチャの構造と要素間の関係性をなすものとしてリスト化した項目を1つずつ紐解いていこうと思います。 まず、最初は「分類あるいはメタデータ」について。 メタデータの歴史ピーター・モービルは『アンビエント・ファインダビリティ』の中で、メタデータの歴史について、次のように記述しています。 カード目録の利用の歴史は、紀元前650年のアッシリア帝国の首都ニネベにまでさかのぼる。当時、アッシュールバニパル王が、大まかな主題別目録と記述的書誌を備えた3万点を超える粘土板を所蔵する、王宮図書館を設立したのである。もちろん、広義の解釈では、メタデータは言語そのものと同じぐ

  • sociologbook | 2006/10 - 映画みたい

    昨日のエントリの続き。 -------------------------------- --宗教がなくなれば我々はどのように豊かになると思いますか? 一度しかない人生に全力で取り組むことができるようになるでしょう。それに我々が持っている特権を喜ぶことも自由にできるようになります。私たちがこの世に生を受けたという特権は、当に幸運なことなのです。天文学的に圧倒的大多数の、生まれる可能性を持っていた人々は、生まれてこれなかったのです。私たちはそうした非常に少ない数の、試練をパスした人間なのです。生きていることに感謝し、来世があるんだという無意味で妄想的な欲望は捨て去りましょう。私たち全ての人間が今ここにある人生に対してそういった肯定的な姿勢を持てば、世界はもっとよくなると思います。それにモラルというのが、宗教のように病的にまでに[懺悔すれば許されるような類の]個人的な罪に強迫的であった

  • sociologbook | ドーキンスの無神論 その1

    えーと某所で見つけて、「面白かったからソシログからリンクしていい?」って聞いたら、「ややこしくなるとややこしいからイヤ。でも匿名で勝手に転載するのはご自由にどうぞ」とのことでしたので、匿名で勝手に転載します。もし問題があったら言うてください>中の人 くりかえしますが、以下は私が訳したものではありません。訳した人になにか言いたいとか連絡したいとか間違いを指摘したいとかいう人はわたしにメールください。 --------------------------------------------- ドーキンスのインタビュー --進化論が再び攻撃されています。進化論というのはそもそも有効なのでしょうか。疑問の余地というのはあるのでしょうか。 進化は過去に起こったことだから、それが起こったところを見ることができない。だから進化の直接の証拠がない、とよく言われます。これはもちろんナンセンスです。

  • 祖先の物語 ドーキンスの生命史 上/リチャード・ドーキンス: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 タイトル: 祖先の物語 ~ドーキンスの生命史~ 上 コメント: とりあえず、上下それぞれ400ページを超えるリチャード・ドーキンスの『祖先の物語 ドーキンスの生命史』の上巻を読み終わったので、忘れないうちにひとまず感想を。 まず最初に一言で言える感想から。 いろんな動物の勉強になります。それだけ買いです(笑) さて、ここからは得意のうだうだ長い感想を。 なぜ逆向きに進化の歴史をたどるのか?このリチャード・ドーキンスの『祖先の物語』は、ヒトから進化の系統樹をさかのぼって、生命の歴史を探索するです。時間軸をあえてさかのぼる意図は、 1つの種が進化の「線上」、つまり主役の座にあり、他のものは脇役、端役、一場面だけしか見せ場のない俳優であると考えたい人間の誘惑を否定するのはむ

  • 十分に長い時間をかければ・・・: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 進化論に関するを読んでいて、一番ビジネスを考える上で参考になるのは、十分に長い時間をかければ、直感的には到底、到達し得ないであろうと思えることも実は十分に可能であるということです。 昨日、「積み重なると増える、増えるとつながるってことかな?」というエントリーで、結果としてベキ分布に従うような成功とそれ以外を隔てる大きな差が生まれる場合でも、成功の側に回るために「必要なのはある種の才能だとか、運だとかではなく、ちゃんと勝ち目のある場所を選んで、そこで地道に投資を続けていくことなのではないか」と書きました。 十分に長い時間をかけるということはいかにその積み重ねを十分に活かしきれるかという課題にほかならないのではないかと思います。 ようするに、時間は与えられるものではなくてつく

  • 成長には、素材よりも順番が大事?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 このブログの語彙リストはどのくらい、著名なブログのそれと一致してるのだろ うか? おそらく、ガチャピン日記とはそれほど一致していないのだろうが、弾さんのブログや池田先生のブログとの一致率は結構高いのではないかと想像します。 有限な語彙で無限(に近い)文章を生み出すリドレーが言うように、ディケンズの『デイヴィッド・コパーフィールド』に出てくる単語のリストは、サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』に出てくる単語のリストとほとんど同じである。(中略)2つのでまったく違っているのは、そうした単語がつなぎ合わされる順序である。 辞書の編纂が可能なことからもわかるように、文章を書くために用いることのできる語彙は有限です。 それはホルへ・ルイス・ボルヘスの『迷路』の中でバベルの図書館

  • 個体という乗り物、企業(サイト)という乗り物: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 リチャード・ドーキンスの『祖先の物語』は、ヒトから進化の系統樹をさかのぼって、生命の歴史を探索するですが、一見、この単純に思える遡行作業は意外と困難なことが読んでいると伝わってきます。単純にヒト科の祖先を探す道程さえ困難なものがあります。 むずかしい理由の1つは、証拠となる化石が断片的にしか存在しないことです。といっても、ドーキンス自身が書いているとおり、化石の存在は決して「祖先の物語」を語るために不可欠なものではなくて、「ボーナス」みたいなものだそうです。 「祖先の物語」を語るために不可欠なのは、むしろ、書かれたもの(シニフィアン)としての遺伝子情報だといいます。 遺伝子の系統樹は1つではないしかし、この遺伝子による記録も決して「祖先の物語」語りを決定的に容易にしてくれ

  • サルじゃないんですよ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 言いたいことはわかりますよ。 いやぁ・・・、でもぉ・・・、サル(monkey)じゃないんです。 類人猿(ape)なんです。 私たちは自らを類人猿、とくにアフリカ類人猿に含めるのである。その反面、人類を含めた類似猿(エイプ)とサル類(モンキー)の違いが強調される。ゴリラやチンパンジーをサルと呼ぶのは不作法である。

  • Amazon.co.jp: 重役室のサル 人間も組織も、こんなに「動物」だった: リチャード・コニフ (著), 勝貴子 (翻訳): 本

  • 直接的ユーザビリティ、間接的ユーザビリティ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ユーザビリティの経済学ふと思いついたユーザビリティの定義の3つの要素の言い換え。 有効性:これ使える!って感じる度合い効率:これ使いやすいなって感じる度合い満足度:これ使えて満足(あるいは使ったけど不満)って感じる度合い こう言い換えただけでも、なんかユーザビリティがわかった気になったりしません? 少なくとも、ちょっと馴染みやすくなったんじゃないでしょうか? よくユーザビリティというと「使いやすさ」だと考えられていたりします。 でも、やっぱり使いやすさの前に「使える」ことが大前提だし、使ってみての満足度だって大事ですよね。 効率と満足度に関してはどちらも、有効さによって得られた利益に対してどれだけコストがかかったかを示す指標で、効率のほうは主に時間的コストいわゆる手間の話で