ブックマーク / japan.cnet.com (12)

  • 異変の正体:ゲームとファッションにみるコンテンツの「逆」潮流

    異変とはなにか? 前回は、ものづくりにおけるユーザーから作り手へと向かう情報の伝播のことを「逆潮流」といいました。 ユーザーの意図をくみ取ること自体は、「マーケットイン」とよく言われるように何も新しくはありません。しかし、ほとんどのケースにおいて勘と経験によって断片的な情報を基にユーザー動向の推定が行われ、それをもって「ニーズ」と称してきたのではないでしょうか。 だとすれば、ここで「マーケット」と呼ばれているものはきわめて曖昧になります。しかし、いくつかのビジネスでは実際にリアルなユーザーの声を迅速にモノづくりに反映をすることが技術的に可能となっていて、収益化に成功しています。今回はこの状況を、例を挙げて説明したいと思います。 オンラインゲームとSHIBUYA109 日のコンピュータゲームではWii、プレイステーションやファミコンなどのゲーム専用機を使ってプレイするものが主流です。そして

    異変の正体:ゲームとファッションにみるコンテンツの「逆」潮流
    gizabu
    gizabu 2009/05/05
    あとから拡充する体制を構えて、ユーザニーズを吸収しつつ製品を進化させる
  • 広告を広告することの面白さ

    広告を広告する時代へ 2009年のカンヌ国際広告祭ではコンペティションのラインナップとして、PR部門が新たに創設されます。PR部門の立上げは、他の新設カテゴリーと同様に長い間検討範囲に入っていたそうですが、ついに「その時が来た」と審査委員長のPhilip Thomas氏は述べています。これは何を意味するのでしょうか? インターネットの登場によって、情報量は一気に肥大し、生活者自らが発信するCGMが生まれました。広告は、インタラクティブ性によってユーザーに体験を提供できるようになったことでコンテンツ化し、さらにエンターテインメント化しました。 一方、生活者は情報に対して賢くなり、広告・キャンペーンは届きづらいだけでなく、コンテンツ化した広告は、それ自体を広告する必要すら出てきました。そんな中、広告(有料の媒体を用いて商品の宣伝をすること)とPRの関係は変化し、広告とCGMは新たな関係を結び始

    広告を広告することの面白さ
  • ブログやウェブサイトに関連記事を付けられるコンテンツマッチングエンジン「comatch」--基本機能は無償で提供

    ナレッジデータベースは3月2日、ブログやウェブサイトなどのコンテンツに「関連記事」を表示できるSaaS型のコンテンツマッチングエンジン「comatch」の提供を開始した。 comatchはニュースサイトやブログなどにある関連記事を自動表示するサービス。通常、関連記事の表示はサイト運営者が手動で過去記事を検索し、関連づける必要がある。しかし同サービスを利用すれば、自動的に関連記事を表示できる。 利用にはまず、サイト上で同社のIDサービスであるKnowledgeIDを取得し、「マッチングルール」と呼ぶ関連記事の表示ルールを作成する必要がある。ルールでは、関連記事を表示したいサイトのドメインと、関連記事として表示したいコンテンツが存在するドメインなどを設定する。 ルールを作成した後、関連記事として表示したいコンテンツを指定のタグで囲むことで、comatchのクローラーがデータを収集し、形態素解析

    ブログやウェブサイトに関連記事を付けられるコンテンツマッチングエンジン「comatch」--基本機能は無償で提供
  • クリエイターがネットで収入を得られる仕掛けとは--「アプリ★ゲット」運営者に聞く

    スパイシーソフトの「アプリ★ゲット」は、個人作成のモバイルアプリを配信するサイトの老舗だ。現在では、そうした中から「糸通し」「チャリ走」などのヒットアプリが生まれ、年収1000万円を超えるクリエイターも誕生している。 2008年には、漫画を対象とした「マンガ★ゲット」をスタートさせて事業を拡大するとともに、個人の創作活動支援の幅を広げている。同社が携帯電話を活用して個人の創作活動を支える理由と、そのビジネスモデルについて、代表取締役社長の山田元康氏に話を聞いた。 ――提供しているサービスと、そのビジネスモデルについて教えて下さい。 当社は「アプリ★ゲット」「マンガ★ゲット」というサービスを展開しています。これらはゲーム漫画などのクリエイティブな活動をする個人に対し、作品を投稿する場を提供します。当社が審査した上でユーザーに公開するというアグリゲーター型のサービスになります。 また、公式有

    クリエイターがネットで収入を得られる仕掛けとは--「アプリ★ゲット」運営者に聞く
  • コンテンツ制作と農業の類似点 〜 「コンテンツ流通促進」の理不尽?:村上敬亮 情報産業の未来図

    「コンテンツの流通促進」が色々なところで話題になっています。政府の中でも、これはこれで重要な政策課題になっています。でもちょっと待てと。当に問題なのは、コンテンツの流通促進ではなく、コンテンツ製作への投資不足ではないのか。もちろん、流通促進をいらないとは言いませんが、むしろ製作ではなく流通への過剰投資を生み出すアンバランスな構造にこそ、深刻な問題があるのではないか。僕自身は、そう感じています。 では、何故、製作側への投資が増えないのか。そういう視点から現場の課題を見ていくと、実は、コンテンツ制作業が抱えている課題が、農家の抱えている課題と、ものすごくよく似ている。もっと言えば、広告制作下請、ソフトウエア開発下請、印刷下請、その他、Creativeということに関わる製作現場の多くが、実に似た課題に悩まされているのではないか。そんな風に感じています。 最近、こんな話をする機会が増えているので

    コンテンツ制作と農業の類似点 〜 「コンテンツ流通促進」の理不尽?:村上敬亮 情報産業の未来図
  • インターネット広告市場の2006年と2007年

    総合広告代理店及びネット専業広告代理店各大手3社合計のインターネット広告代理事業の1-6月売上げ動向を以下に示す。総合広告代理店大手3社として電通、博報堂DY、アサツーディー・ケイ(以下ADK)、ネット専業代理店大手3社としてサイバーエージェント、オプト、セプテーニ・ホールディングス(以下セプテーニHD)を対象企業とする。 参照データは、総合広告代理店については各企業単体のインターネット広告関連事業部門の売上データ、ネット専業広告代理店は各社連結のインターネット広告代理事業売上データ(各社開示資料)とする。総合代理店各社が開示しているインターネット広告関連事業の売上データの中には、一部サイト制作費が含まれているものもあり、各社によって定義が若干異なるが、トレンドとして把握する上においては、特に問題はないため、これら数値を併記して採用する。 まず、総合・ネット専業大手6社2007年1-6月売

    インターネット広告市場の2006年と2007年
  • 広告主の組織のあり方が変わる!

    インターネットが広告主のコミュケーション戦略の中核になる時代には、広告主の組織のあり方も変わっていくと思います。私は以下のようなさまざまな考えを広告主は抱えていると思うのです。 考え1:インターネットの活用を、「広告」のみと考えるのであれば、その予算は宣伝部に帰属させた方が良いのではないか。その場合、宣伝部は主に広告主のブランディングを考える部署でもあるので、ネット広告に成果追及型の利用を望むことができにくくなる。その場合、成果追求型の予算は、例えば営業関係部署が持つことになるが、そのようにしていくにせよ、この2つの部署は連携せざるを得ないだろう。 考え2:商品別事業部制を採用している(事業部毎にウェブを持つ)広告主は、それぞれの事業部でネット広告を含む広告予算を持っているケースが多い。自社の広告出稿作業を比較的(相対的)に効率化しやすいマス広告と違って、ネット広告はオペレーションの効率化

    広告主の組織のあり方が変わる!
    gizabu
    gizabu 2007/12/19
    webをプロモーションのハブとして中心に据えたとき、目的や資源運用の観点からクライアント内部で起こりうる変化を4通りに予測した記事。自社ウエブサイトのメディア化を自覚した企業にありそうな話
  • 検索はマーケティング戦略をどう変えるのか--オーバーチュアの考え方

    今年4月、オーバーチュアの検索連動型広告「スポンサードサーチ」が新たなプラットフォーム「新スポンサードサーチ」(開発コード:Panama)に移行した。Panamaがオンライン広告に与えた影響やサーチマーケティングの現状はどのようなものなのか。オーバーチュア マーケティング シニアディレクターの山中理惠氏がシーネットネットワークスジャパン主催のイベント「CNET Japan Innovation Conference 2007」で講演した。 まずスポンサードサーチだが、従来は単純に入札金額によって表示順位が決定されていた。しかし、Panamaでは広告テキストと飛び先ページとの関連性なども順位に影響するようになっている。つまり、ユーザーが求める情報に近い広告ほど、上位に表示されるわけだ。 そのような関連性(レレバンス)の高い広告は低いコストで成果を得られるようになり、クリック率が向上。結果とし

    検索はマーケティング戦略をどう変えるのか--オーバーチュアの考え方
  • 誰でもモバゲーに広告が出せる--位置連動型広告「AdLocal」、入稿機能を一般公開

    位置情報連動広告「AdLocal」(アドローカル)を運営するシリウステクノロジーズは6月15日、AdLocalの広告入稿機能を一般公開した。広告主は代理店を経由することなく、モバイルサイトに出稿できる。個人飲店などでも簡単に利用できるようにし、広告主の拡大を目指す。 AdLocalはユーザーの携帯電話端末から配信されるGPS情報、もしくはユーザーが調べている場所などをもとに、その場所に関連する広告をモバイルサイトに配信するサービス。これまでは代理店経由のみで広告の出稿を受け付けていたが、新たウェブ上でも受け付けることにした。 広告主は広告配信地域、期間、時間帯、上限クリック単価などを指定できる。ただし、掲載媒体を指定することはできない。AdLocalを採用しているサイトは約20サイトあり、ディー・エヌ・エーのソーシャルネットワーキングサービス「モバゲータウン」で地図上に家が作れるタウン機

    誰でもモバゲーに広告が出せる--位置連動型広告「AdLocal」、入稿機能を一般公開
  • 仕事の価値を高める「デザイン」と「クリエイティブ」

    初めての社会人生活、あるいは新たな職場での生活を迎えた人も多いだろう。昨今、転社や転職も珍しくはないが、多くの積極的な人生を過ごしたい人が求める傾向として「デザイン」と「クリエイティブ」というキーワードが見えてきた。漠然とした新生活の中にあって、このキーワードを知ることで、より有意義な方向付けが可能になるかもしれない。 曖昧になる業種の境界と新たな階級の台頭 最近、ITとかメディアといった領域を区切る境界線が曖昧になってきている。 と、同時に「上流」とか「下流」といった事業の工程による2分類がはっきりし始めてきた印象が強い。ただ、上流工程といっても、これまでのような「ホワイトカラー」と「ブルーカラー」といった区分でいうところのホワイトカラーばかりを指すわけでもない。いわゆるブルーカラーと呼ばれる肉体労働系であっても、職人さんといわれている人たちの多くが創意工夫を凝らした仕事をしている点にお

    仕事の価値を高める「デザイン」と「クリエイティブ」
  • 世間で今一番「悲しかった」話題は?--kizasi.jpがリニューアル

    ブログで話題になっているキーワードをランキング形式で表示する「kizasi.jp」が4月10日、リニューアルした。キーワードに対してブロガーがどのような感情を抱いているかを判別して表示する。 ブログの記事を解析し、キーワードごとに「感動した」「悲しい」などどんな感情で記事が書かれているかを判別する。キーワードごとに感情を表すタグが表示されるほか、「今日の悲しかった話題」といったように、感情別のランキングも表示する。 kizasi.jpを運営するきざしカンパニーは、任意の時点におけるキーワードへの感情を自動解析する技術を「kizasiグラデーションエンジン」として開発した。すでに特許を申請済みという。 このほか、これまで有償サービス「ブログクチコミサーチ」で提供していたブログ検索機能をkizasi.jpに盛り込んだ。任意のキーワードが過去1年間どの程度ブログで話題になっていたかをグラフを利用

    世間で今一番「悲しかった」話題は?--kizasi.jpがリニューアル
  • Web 3.0:ウェブサイトがウェブサービスになるとき:コラム - CNET Japan

    現在のウェブには、人間のためには何テラバイトもの情報があるが、コンピュータはこれを利用できない。HTMLのページの内側には、難しい形でフォーマットされていて機械には処理するのが難しい形で情報が詰まっている。いわゆるWeb 3.0は、物のセマンティックウェブの前ぶれとなる可能性が高い。ここでは「Web 3.0」という言葉を、主要なウェブサイトがWebサービスへと変わっていき、世界に対して情報を効果的に示すようになるという意味で使っている。 この変化は、次の2つのうちのどちらかの形で起こるだろう。一部のウェブサイトは、Amazonやdel.icio.us、Flickrなどの例に従い、REST API経由で情報を提供していくようになるだろう。他のサイトは、情報は独自の形式を維持するが、DapperやTeqlo、Yahoo! Pipesのようなサービスを使って作られたマッシュアップを通じて外へ出

    Web 3.0:ウェブサイトがウェブサービスになるとき:コラム - CNET Japan
    gizabu
    gizabu 2007/04/05
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