8-4-1 コンプレッサについて コンプレッサってのは、エアコンのコンプレッサだとか比較的日常会話でも使う単語だよね。意味は「圧縮器」で、音響の世界ではコンプレッサというと「音量の変化を小さくするもの」という意味になる。まああえて難しいいい方をするなら「ダイナミックレンジの抑制器」かな?コンプレッサと同じような使われ方をするものに「リミッタ」というのもあるけど、これはコンプレッサの使い方の一つなのだ。これについては後述するかんね。また圧縮の逆の「伸張」をする機械もあって、これはエキスパンダと言われる。このエキスパンダの使い方の一つが(ノイズ)ゲートだ。基本的にはこれらは皆同じような回路と理屈の上になり立っているので、コンプレッサさえしっかり理解してしまえば後は簡単だ。今までのエフェクタのように効果が付加されるという色合いの薄いエフェクタなので、他のエフェクタ以上に使用にあたっての理解が必要