「新しい働き方」が声高に叫ばれる令和の時代――。多くの場面で「効率的な作業」についての議論がされている。機械学習を活用した最新ツールを導入し、自動化できる工程を増やす。そして、人が手作業で行う単純労働を極力減らすことで、限られた集中力を、より生産的でクリエイティブな方に向ける。そんな文脈のなかで、多くのビジネスパーソンは暮らしているはずだ。 【画像】シャープのワープロ「書院」 しかし、こうした時代の潮流に真っ向から逆らう非生産的な文化もいまだに存在する。例えば、メールに添付された表計算ソフトのデータを開いた際に、セルのサイズが均一な正方形に整えられ、セル結合を多用し、方眼紙のマス目状となった1セルに対してそれぞれ1文字のみを入力するという形式になっていたら、ギョッとすることだろう。 表計算ソフトを活用したこうしたファイルは、俗に「神Excel」(ネ申Excel)と呼ばれ、実際に役所で長らく
小学校卒業式で進行する「和装化」があらわしているもの 少子化と経済低迷、そしてコロナ禍が「せめて衣装だけは」に拍車か 西郷南海子 教育学者 女子は袴に編み上げブーツ、男子も紋付袴 今年も卒業式シーズンが終わった。全国各地の「まん延防止」が切れたタイミングであり、過去2年ほどの混乱は見られなかった。新型コロナウイルスが登場した2020年春は、卒業式の開催さえ危ぶまれていたことを思い出すと、わたしたちの生活もコロナとある程度「共存」するようになったのを感じる。 さて、今回は公立小学校の卒業式における「和装化」について取り上げてみたい。 シニア世代の方には信じられないことだと思うが、現在全国各地の小学校卒業式で、子どもたちの和装化が進んでいる。大学の卒業式ならともかく、小学校である。正確なデータは存在しないが、2010年ごろはアイドルグループAKBに似せた制服スタイルの衣装が流行っていたという動
学校教員の業務負担軽減に向けて、文部科学省は学校給食費を自治体の会計に組み入れる「公会計化」を推進している。なぜ公会計化が必要なのか。その背景と公会計化で生まれるメリット、自治体と教育委員会に求められる取り組みについて解説する。 教員の業務負担軽減に向けて、文部科学省は学校給食費を自治体の会計に組み入れる 「公会計化」を推進している(写真はイメージ) 給食費公会計化の背景 社会問題化している学校教員の長時間勤務。2016年に公立小学校・中学校の教員を対象に実施した教員勤務実態調査では、教員の1週間当たりの学内勤務時間が小学校で57時間29分(2006年度比4時間13分増)、中学校で63時間20分(同比5時間14分増)に達し、小学校教員の33.4%、中学校教員の57.7%は過労死ライン(月80時間以上の時間外労働)を超えていることが明らかになった。 長時間勤務の背景には、総授業時間や部活動指
福岡市教委は30日、部下が学校に留任したいとする人事異動に関する公文書について、異動を希望しているように改ざんしたなどとして南区の市立中学校の男性校長(59)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。校長は同日付で退職した。 【亡き17歳に卒業証書 100枚以上の写真届けた校長】 市教委によると、校長は今年1月、教頭と教諭の2人の人事異動の希望調査の書類を改ざん。「自分に対する教頭らの態度が悪く、異動させたいという思いがあった」と話している。別の教諭3人の書類も希望の赴任先を修正するなどした。文書の提出先の市教委が書き換えに気づいた。 また、市教委は同日、2020年度に教諭の勤務管理を怠ったなどとして、城南区の市立小学校のいずれも当時の男性校長(61)を停職1カ月、男性教頭(49)を減給3カ月とした。【土田暁彦】
「名簿まで区別されるなんて…。ショックでした」。障害のある子が福岡市立小に通うヒロミさん(40代)=仮名=から「あなたの特命取材班」に投稿があった。特別支援学級の児童が通常学級で授業を受ける際、名簿は五十音順ではなく、通常学級の児童の後に続く「分離型」になっているという。取材すると、子どもたちの心に影響を与えている現状が浮かんできた。 【別カット写真】福岡市立小の特別支援学級の名称 ヒロミさんの子どもは通常学級に在籍している。特別支援学級を選ばなかったのは、一人一人が尊重される共生社会につながるとは思えなかったから。いろんな子がいる教室で過ごして、たくさんの刺激を受け、級友に障害を特別視しない目が育つことを期待した。 「ニーズに即した教育ができる」。校長は特別支援学級への転籍を何度も勧め、体育や図工は通常学級で受けられるとの説明を繰り返した。こうしたやりとりをする中で昨年、この小学校が使う
問題意識はあるのに変えられない 最初に誤解がないように言っておくと、スリム化はまったく新しい話ではない。僕が関わり始めたPTAの前年度の活動目標は、「進めよう! スリム化!」だったのだ。つまり、今を生きる人たちは、「PTAのやり方はズレてきている」という問題意識は確実にもう持っていたのだ。ここはけっこう大事だ。持っているのにどうしてこうなるのかを考えるきっかけになるからだ。 僕に対して疑心暗鬼になりながらも、一緒に役員になったママたちは口では「会長の言うように、無駄が多いですよね。スリム化もっと必要ですよねぇ?」と賛同するのだ。いくら専業主婦モデルで活動していた人たちでも、さすがにこの時代にPTAをやるのに、20年前を想起させるような古い活動に「ありえないよね?」と思っている部分がある。だから、きっと一緒にスリム化ができるだろうと、それを聞いた時には淡い期待を持ってしまうのだ。 しかし個別
妹尾昌俊さんは、野村総合研究所のコンサルタントの職を捨て、フリーランスの学校業務改善アドバイザーに転身した。深刻化する教育現場の問題を目の当たりにし、現状の改善に少しでも貢献したいという強い思いを抱いたからだ。妹尾さんが教育分野に目を向けたきっかけは何だったのか? 日本の教育には評価すべき点があるとしつつも、現在の学校には大きく2つの改善すべき問題があるという。その解決策とともに語ってもらった。 文部科学省「教員勤務実態調査」(2016年実施)によると、小学校教諭の33.4%、中学校教諭の57.7%が週60時間以上勤務、つまり月80時間以上の時間外労働をしていることがわかった。これは過労死リスクが高まる過労死ラインを超えている。民間企業では、長時間労働や過労死が問題視され、少しずつ改善の歩みが進められる中、学校の先生たちの多忙な現状は数十年変わっていない。長時間労働の蔓延(まんえん)だけで
もんすけ調査隊です。新型コロナの影響で、道内でも休校が相次ぎましたが、このお金の行方も気になります。 札幌のペンギンさん・50代女性 「コロナで給食費の納入がなくなって、廃業の危機みたいなパン屋さんもあるっていうニュースを、他局なんですけど見ていて、子供たちの側には、別に返金とか特にないんですよね。あれ?お金はどこに行ったのだろう?って」 2人の子どもを育てたという依頼者、これまで、休校になっても給食費を返された記憶はない。 一方、ニュースによれば、感染の急拡大で学校の給食もなく、業者もお金を受け取っていないという。 では、給食費はどこへ行ってしまうのか?まず給食業者に話を聞いた。 道央食糧供給・伊原潤司 社長 「これは2月以降、各学校からのキャンセルのファクスの束と集計したものです」 これらは、2月以降、業者に届いたキャンセルの束。1か月あまりでキャンセルになった給食は、3万食に及ぶとい
「学校事務職員がわかるサイト」をご訪問いただき、ありがとうございます。『このサイトの概要』か右上(もしくは左)のサイドバーから、各ページにお進みください。 このサイトは、まだ完成していなくて、文章も粗く、改善の余地がたくさんありますが、4月から新しい取り組みを始めたりする方の参考になったら嬉しいので、公開することにしました。ウェブサイトを作るのは初めてで、中々思うように作業が進みませんが、少しずつ手を入れ続けて、より良いサイトにしていきたいと思います。令和4年3月 学校事務職員がより上手く学校運営業務を回すことで、学校は子どもたちにより充実した教育を提供することができる ! ご助言や励まし、ご質問やご相談、学習会や交流会へのお誘いなどありましたら、ぜひご連絡ください。 enbunhokyu★gmail.com twitter ID:@gakko_jimu_w
福井県公立小中学校事務職員研究会>学校事務資料館 研修要項 令和5年度 ・研修要項 研修プログラム 研修要項に基づいて作成された「研修プログラム」は研修内容を網羅した一覧で、これを基に基本研修から資質向上研修までキャリアに応じた研修体系を構築しています。 ・研修プログラム 初任者研修 ・初任者研修計画 (1)初任研実施計画 (2)研修の進め方 (3)全体計画 (4)研修年間計画 (5)研修計画・実践シート (6)標準的職務表(R2.12.15 県教委文書) ・初任者サポートマニュアル ・「通信型研修動画(電話・来客応対)」視聴の仕方 ・雇用保険被保険者の資格喪失時に作成する書類について ・実務研修 特殊業務手当(R3年度第1回初任者研修会) ・実務研修 赴任旅費請求(R3年度第2回初任者研修会) ・実務研修 育児休業(育短・部分休業)について(R4年度初任者研修会) ・資料(育児部分休業特
会員ページに広報誌「じむけん!24号」に掲載された「名事研会長ロングインタビュー」の動画を限定公開で掲載しました。
小中学校で使われるお金の公費と私費の負担区分があいまいだったとして、高松市教育委員会はこのほど学校徴収金の試行版のマニュアルを作成した。義務教育で必要なお金は、誰がどこまで出すべきなのか。現役の学校事務職員で、「隠れ教育費」の著書がある柳澤靖明さん(40)に話を聞いた。 ――学校事務職員として、どんな仕事をされているのでしょうか。 埼玉県で20年、市立小・中の学校事務職員を務めています。総務・財務の専門性を生かして学校運営や経営にコミットする職です。学校運営に使う様々なお金について、これは自治体予算の公費で措置すべきもの、あるいは保護者に負担をお願いしなければならないもの(私費)という仕分けもします。 ――高松市では、私費であるPTA会費が学校運営に充てられ、机やいす、ロッカー、チョーク、傘立てにも支出されていることが市議の調査で明らかになりました。 自治体によっては、マニュアル等により負
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