スマートフォンアプリで乗換案内サービス「駅すぱあと」を提供するヴァル研究所は18日、検索した経路に連動して、検索結果のように広告を表示させるサービスを開始した。検索駅や曜日、時間や検索回数などのデータをプライベートDMPによって分析し、行動特性に基づいた広告配信を行う。アプリのダウンロード数は現在約450万。 たとえば、「職場は山の手線内で、職場から20分以内の駅に在住」「週末はよく青山、代官山や銀座などおしゃれな街に出かける」といった、ターゲットのペルソナを指定し広告を配信できる。広告主である店舗やイベント開催地のリンクが、経路検索結果画面の出発駅や経由駅、到着駅に加えて表示される。検索結果のように広告を掲載することで、ユーザーの視認性を高める狙い。 また、広告をクリックしたユーザーの利用路線や時間帯、検索した駅などの探索履歴を分析したレポートも提供する。