沖縄県石垣市の小学校高学年の男子児童が近所の男性の家に忍び込み、現金約600万円を盗んだとして、県警八重山署が窃盗の非行事実で補導していたことがわかった。 男児は盗んだ金を小学校の複数の友人に配るなどしていたという。 同署幹部によると、男児は5月上旬、男性の留守中に家に侵入。タンスの中に男性が保管していた現金を盗んだとされる。 事件後、男児が高額なゲーム機を買ったのを父親が不審に思い、問いつめると、男性宅から現金を盗んだことを認めた。父親は10日、男性に謝罪。男性が同署に通報した。同署は事実を確認し次第、男児を児童相談所に通告する方針。金を受け取った友人らからも事情を聞いている。