サンフランシスコ市全域に無料の無線インターネット接続サービスを提供するという米Googleの提案が10月17日、Webで公開された。この提案において、同社はWi-Fiの重要性を力説しているが、その一方で、自社がインターネットサービスの提供で果たす役割については控えめに述べるに留まっている。 Googleの提案は、サンフランシスコ市が同市全域に無線インターネットサービスを提供するというアイデアに関して情報と意見を募り、それに対して関係各社26社が寄せた提案の1つ。Googleの提案では、同社がサンフランシスコ市の全住民と訪問者向けに無料のWi-Fiサービスを提供することになっている。Googleによれば、このプロジェクトはユーザーの位置情報に基づくターゲットを絞った広告の収入でまかなわれ、また、インターネットサービスプロバイダー(ISP)各社はアクセスを卸売り価格で購入し、エンドユーザー向け