JR長崎駅を出発する西九州新幹線の始発列車。長濱ねる(写真手前左)が「一日駅長」を務めた 写真・時事通信 9月23日、西九州新幹線が開業した。佐賀県・武雄温泉駅と長崎駅を結ぶ全長66kmの路線で、新幹線としては最短の距離。地元では観光活性化などの期待も高まるが、ネット上では 《西九州新幹線マジでいらん どう考えてもいらない 誰が得するんだこんなもん》 《福岡から長崎まで新幹線でノンストップでつながらないと意味が無いですよね》 《佐賀県ともめてるから全開通にならなかったのが残念》 と、さんざんな言われようだ。 「酷評されている最大の理由は、ほかの新幹線とつながっていない『ポツンと開業』状態なことです。九州には、博多駅と鹿児島中央駅を結ぶ九州新幹線がありますが、西九州新幹線はこれに接続していません。なので、長崎から博多に行くには、新幹線で武雄温泉駅まで行き、そこで在来線特急に乗り換える必要があ