2009年のテーマは「クラウドコンピューティング」だと言われています。Amazon EC2はその中でも注目度NO1のサービスだと思います。EC2では仮想サーバーを簡単に立ち上げることができます。EC-CUBE工房でもさっそくEC2にEC-CUBEを構築してみました。 EC2のメリットはいろいろあると思うのですが、実際に触ってみてこんな点がよいと思いました。 ・物理的にハードを準備するよりはすばやくサーバを準備できる。 ・短期利用の場合、低コストで利用できる。改造のテストなどのために一時的に利用したい場合など、大変便利がよいです。 ・複数サーバでのスケールアウト環境を簡単に準備できる。10台のWEBサーバの準備に1時間もかかりません。 EC-CUBEを利用したビジネスはスピードが命です。またはじめはアクセスが少なく、ある日爆発的にアクセスが来るというパターンが多いですので、インフラをフレキシ
これは西村さんからTwitterで教えてもらったことなのであるが、AWS+Hadoopの幸せな成功例である: Self-service, Prorated Super Computing Fun! NY Timesが過去のアーカイブを含めてすべて無料化したわけだが、そのシステム的な移行措置として過去のスキャンしたTIFF画像をPDFに変換する必要があったのだ。TIFFのサイズは合わせて4TBという巨大さ。 これを行うのに次の構成をとったそうだ:PDF変換にiTextを用いる。変換するマシンはAWS上の100インスタンスをHadoopでMapReduce構成をとることで並列化した。これによりすべてのPDF変換(なんと成果物は1.5TB)が、24時間未満の時間で終了したのだ。そして作業をしたのは、一人のプログラマだけである。 だから言ったでしょ。もう時代は一人大規模サービスの時代なんですよ。そ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く