Nehalem世代のデスクトップPCプラットフォームがこれまでと異なるのは、ハイエンドとメインストリームでプラットフォーム間の互換性がなくなることだ。これまでも、ハイエンドのSkulltrailは、ワークステーション向けのインフラを流用したため、一般のデスクトップPCプラットフォームとは異なっていたが、Nehalem世代ではさらにその傾向が強まる。 年内に登場するCore i7プロセッサ(コードネーム:Bloomfield)のプラットフォームは、Sulltrail同様、ワークステーションとの共通点が多い。基本的に同じX58チップセット(同Tylersburg)であり、ICHを併用した3チップ構成(CPU、Northbridge、Southbridge)のプラットフォームだ。外付けだけがサポートされるグラフィックスのAP(Attach Point:接続点)は、X58チップセットが提供する。メ
●IDFでNehalemの新フィーチャを公開 Intelは、先週米サンフランシスコで開催した技術カンファレンス「Intel Developer Forum(IDF)」において、発売が迫る「Core i7(Nehalem)」アーキテクチャについてアップデートを行なった。Nehalemの新フィーチャである多段階の「ターボモード(Turbo Mode)」や、電力消費を抑える「パワーゲーティング(Power Gating)」などの省電力機能について紹介。また、来年(2009年)後半に登場する普及版Nehalemであるクアッドコア「Lynnfield(リンフィールド)」とデュアルコア「Havendale(ヘイブンデール)」、モバイル版のクアッドコア「Clarksfield(クラークスフィールド)」とデュアルコア「Auburndale(オーバーンデール)」についても一部情報を明らかにした。 Intel
●IntelのハイエンドCPUの今後を占うNehalem-EX Intel CPUはいよいよ8コア(オクタコア:Octa-core)の世界に突入する。ISSCC(IEEE International Solid-State Circuits Conference)でIntelは、同社初のオクタコアCPU「Nehalem-EX」の概要を明らかにした。Nehalem-EXは、元々「Beckton(ベックトン)」というコードネームで知られていた。Nehalemアーキテクチャの8個のCPUコアに、24MBのL3キャッシュを搭載する。 Nehalem-EX自体は、MP(Multi-Processor)サーバーをメインターゲットにしたハイエンドのサーバー向けCPUだ。しかし、8コアは、おそらくコンシューマ向けPCにとってもすぐ目前にある。Intelが、今のところパフォーマンスCPUについては、CPUコ
404 Not Found nginx 記事検索 連載バックナンバー クライアントPC向けのハイパーバイザー「XenClient」[2010/5/31]クラウドの基本機能をサポートした「Xen 4.0」を見る[2010/5/17]仮想化エバンジェリスト タカハシ氏が語る“仮想化の落とし穴”【最終回】[2010/5/10]仮想化エバンジェリスト タカハシ氏が語る“仮想化の落とし穴”【第二回】[2010/4/26]仮想化エバンジェリスト・タカハシ氏が語る“仮想化の落とし穴”【第一回】[2010/4/19]x86サーバーでメインフレーム並みの信頼性を実現するXeon 7500番台[2010/4/5]2~4ソケットサーバーで使える低価格・12コアの「Opteron 6100」[2010/3/30]パフォーマンスと省電力化で進化したXeon 5600番台[2010/3/23]VMware vSphe
発売中 実売価格:49,800円前後 ASUSTeKのEee PCシリーズに並んで人気の高い、日本エイサーのネットブック「Aspire one」シリーズ。そのAspire oneシリーズに、最新モデルとなる「Aspire one D150」が登場。今回、試用機をお借りできたので、従来モデルとの比較を中心にお伝えしていこう。 ●搭載液晶が10.1型に大型化 Aspire one D150の、従来モデルからの最大の変更点となるのが、搭載される液晶が8.9型から10.1型へと大型化されている点だ。現在では、10.1型液晶を搭載するネットブックも種類が豊富となっているため、もはや目立つ特徴とは言えないかもしれないが、嬉しい変更点であるのは間違いない。実際に、従来モデルを横に並べて比較すると、液晶の存在感が増しているのはもちろん、表示される文字などの視認性もかなり向上していることがよくわかる。また、
●2011年にCPUアーキテクチャを変革するIntelとAMD PC&サーバー向けのx86 CPUにとって、おそらく2011年が次の大きな転換点となる。単なるアーキテクチャの変わり目ではなく、10年に1度のターニングポイントだ。 IntelとAMDの2011年までのCPUロードマップが見えてきたことで、x86 CPUワールド全体の大きな流れが見えてきた。簡単に言えば、2004年から2010年の「マルチコア化時代」が終わりを迎え、2011年からは「マルチコア+ベクタ拡張+システム統合時代」に入る。2011年がCPUアーキテクチャの方向が再び変わるターニングポイントとなる。今年(2009年)から来年(2010年)は、そのための助走時期で、慣性でマルチコア化が続く時期となりそうだ。 昨年末から今年にかけて、IntelとAMDの双方が、CPUコアアーキテクチャの転換を2011年に据えたことを明らか
■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ クアッドコアに力を入れる2010年までの IntelモバイルCPUロードマップ ●ようやくNehalemが浸透する2010年のモバイルCPU Intelの新しいロードマップでは、モバイルCPUも今年(2009年)中盤から来年(2010年)にかけて、Nehalem(ネハーレン)系マイクロアーキテクチャへ切り替わることが明瞭になった。今年の第3四半期の後半にクアッドコアの「Clarksfield(クラークスフィールド)」を、来年の第1四半期にデュアルコアにGPUを統合した「Arrandale(アランデール)」を投入する。これをもって、パフォーマンスとメインストリームの両ラインは、Nehalemへと切り替わることになる。また、LV(低電圧)版とULV(超低電圧)にも、来年第1四半期にArrandaleを投入する。 また、それと同時にIntelはクアッドコア
●人材を引き入れて変身を繰り返すNVIDIA NVIDIAの技術的な方向性は、同社にどんな人物が加わったかによってわかる。NVIDIA GPUの最大の転機となった「GeForce 8800(G80)」の背後には、並列コンピュータのアーキテクトであるJohn Nickolls(ジョン・ニコルズ)氏(現Director of Architecture, Nvidia)がいた。Nickolls氏は、超並列SIMD(Single Instruction, Multiple Data)スーパーコンピュータ「MasPar Computer」のアーキテクトだった人物。MasParのアーキテクチャを、部分的にGPUに持ち込んだ。「(MasParとG80には)違う部分も色々あるが、元になっているアイデアは非常に似ている」とNickolls自身も語っていた。 NVIDIAの人材集めはGPUハード絡みだけではな
■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ Havendale/Auburndaleキャンセル後の Intelロードマップ ●32nmプロセスのClarkdale/Arrandaleを前倒し IntelのCPUロードマップから、Nehalem(ネハーレン)ファミリの45nmプロセス版デュアルコアCPU「Havendale(ヘイブンデール)」と「Auburndale(オーバーンデール)」が完全に姿を消した。代わって、来年(2010年)の第1四半期に、32nmプロセス版のデュアルコア「Clarkdale(クラークデール)」と「Arrandale(アランデール)」が投入されることになった。Havendale/Auburndaleは、昨年(2008年)から何度か計画が変更がされており、今年(2009年)に入ってからは32nmのClarkdale/Arrandaleと併売するといったプランも出ていたが、
●Larrabeeは将来のIntelメインストリームCPUの先駆け Intelにとって「Larrabee(ララビ)」の重要性は、Larrabeeという製品自体にあるのではない。Larrabeeが、Intelの今後のCPUのアーキテクチャの方向性を示している点にある。Larrabeeの核の部分は、x86の新しい命令拡張である「Larrabee新命令(Larrabee New Instructions:LNI)」と、CPUコアネットワークだ。そして、こうしたLarrabeeの核の部分は、Intelの将来のメインストリームCPUの技術の先駆けとなっている。 なぜなら、PC&サーバー向けのメインストリームのCPUも、この先は、「データレベルの並列性(DLP:Data-Level Parallelism)」と「スレッドレベルの並列性(TLP:Thread-Level Parallelism)」を高め
■本城網彦のネットブック生活研究所■ 第4回 「プラス2万円の幸せ」、SSDとメモリ2GBでパワーアップ! 一般的にPCをパワーアップする方法は、「メモリ増設」、「HDD交換」、「ビデオカード交換」、この3つが王道だ。メモリを増設すればOSやアプリケーションの動きに余裕ができ、遅くなる原因のディスクへのスワップも激減する。HDDの交換は多くの場合、容量不足から行なうケースだ。しかし、新しく購入したHDDは、もともと本体に付いていたHDDより世代的に新しく、結果アクセス速度もアップする。そしてビデオカードの交換は言うまでもなく性能向上に直結。直接眼に触れる部分でもあるので、感覚的にも分かりやすい。 そこで今回はネットブックのベーシックな性能を上げるべく、メモリの増設とHDDの交換を行なうことにした。ただ残念なのはグラフィックエンジンはGMA950に固定され、拡張スロットも無くどうにもならない
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く