サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、8年ぶりに出場するイランは、核開発を巡る経済制裁の影響で、国際サッカー連盟(FIFA)から支給される準備金150万ドル(約1億5400万円)を受け取れなかった。 イランの選手には、相手チームの色によって使い分ける赤、白2種類のユニホームが1枚ずつしか支給されず、ブラジル入り後、練習試合も含めて最後まで使わなくてはならない。このため試合後に恒例となっている選手同士のユニホーム交換はできなくなった。 また、靴下や練習着も一度洗濯すると極端に縮む粗悪品。ポルトガルやチリ、モザンビークとの遠征強化試合は中止になり、ブラジル入りの飛行機も、ほとんどの選手はエコノミークラスだった。 FIFAによると、準備金は出場する全32か国に支給されるもので、アフリカなど財政難に苦しむチームはこの資金をあてにしている。だが経済制裁を受けているイランは、金融機関で
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