【AFP=時事】スウェーデンの人権活動家が無許可でベラルーシ領空を飛行し、テディベア数百個を投下して言論の自由や人権を訴える抗議行動を行ったことをきっかけに、スウェーデンとベラルーシの関係が急速に悪化している。 ベラルーシの人権問題:野党候補の拘束続く、帰りを待つ3歳の息子 ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は国境警備責任者と空軍司令官を解任。3日には両国関係の「破壊」を試みたとして、スウェーデンのステファン・エリクソン(Stefan Eriksson)大使を国外追放した。 これに対しスウェーデン政府も、エリクソン大使の後任としてベラルーシ側が指名した新大使の承認を拒否するとともに、ベラルーシ人外交官2人の在住許可を取り消し国外退去を求めた。 ベラルーシ側はさらに8日、スウェーデン外交官全員に8月30日までの国外退去を通告し、