【西武】ＦＡ片岡の人的補償は脇谷！伊原監督、走攻守で熱望！涌井の補償は中郷 人的補償で巨人から西武入りが決まった脇谷。堅実な守備が魅力なベテランだ 西武が、ＦＡで巨人に移籍した片岡治大内野手（３０）の人的補償として、脇谷亮太内野手（３２）を獲得することが６日、明らかになった。三塁を中心とした内野の補強ポイントと合致して、俊足好打の脇谷に白羽の矢が立った。さらに、ロッテにＦＡ移籍した涌井秀章投手（２７）の人的補償は、中郷大樹投手（２９）を獲得することが判明。近日中に併せて発表される。 伊原野球の申し子が、「獅子軍団」に加わる。関係者の話を総合すると、西武が片岡の人的補償として、巨人から脇谷の獲得に踏み切ったことが判明した。この日、所沢市内の球団事務所で仕事始めとなった鈴木球団本部長は「伊原監督とフロントで意見が一致した」と説明。０７年から４年間、巨人ヘッドコーチを務めた伊原監督の希望も受けて

井端、超ハイペース調整！「もう開幕くらいの体」 レギュラー奪取に意欲を見せる井端 巨人・井端弘和内野手（３８）が３日、スポーツ報知の取材に応じ、超ハイペースで調整していることを明かした。昨年１０月に右肘、右足首を手術したが、現在、この時期としては異例の６０メートルのキャッチボールを行うなど順調に回復。名古屋市内のジムで体幹を鍛えて肉体が若返り、体重、体脂肪率はすでにベストの状態だ。「例年にない（ペース）。もう開幕くらいの体」と、新天地でのレギュラー奪取へ決意を見せた。 新天地で勝負をかけるベテランが若返った。井端は進化した肉体の現状を詳しく説明した。 「ジムに通って、コアトレーニングで腹筋が硬くなった。波を打っているというか、出る所は出て、引っ込んでいる所は引っ込んで。体重はもうベストの７４キロ。体脂肪率もベストの１２％。例年にない。もう開幕くらいの体です」。鋼の肉体に手応えを口にした。

２歳王者アジアエクスプレスでＢＣクラシック挑戦だ！ 大きな期待を寄せる手塚調教師 ２０１４年に大きな飛躍を期している３歳馬がアジアエクスプレスだ。朝日杯ＦＳを制した昨年の２歳王者。秋には米ブリーダーズＣ挑戦という大きな夢も持っている。“アジアの超特急”の走りに注目だ。また、ラジオＮＩＫＫＥＩ杯２歳Ｓの覇者ワンアンドオンリーは、橋口調教師が夢のダービー制覇を託す１頭。悲願達成なるか、こちらも目が離せない。 とてつもない可能性を秘めている。初めて芝に挑戦した朝日杯ＦＳで、２歳の頂点を極めたアジアエクスプレスには壮大な夢が広がる。「米国のセリで買ってきた馬。向こうでも注目されている馬だし、秋にはブリーダーズカップ（クラシック）に挑戦するのもいいと思う」と手塚調教師は米国競馬の祭典を口にした。 海外遠征プランが飛び出るほど未知の可能性にあふれている。デビューから２戦は、ダートで後続を引き離す圧勝劇

【中日】ドアラ、報知に挑戦状！巨人戦の宙返り勝ち越しで賞品に「ルンバ」要求 公約達成のご褒美にルンバを要求するドアラ 中日の人気マスコットキャラクター、ドアラが３０日、スポーツ報知に挑戦状をたたきつけた。２０１４年の公約に「巨人戦は宙返り（ひねりあり）勝ちこし」を掲げ、達成した場合は人気のロボット掃除機「ルンバ」を賞品として要求。失敗に終われば、宿敵の巨人マスコット、ジャビットに屈辱の謝罪に出向くと約束した。 来季のＧ倒へ、ドアラも燃えている。主催試合で７回裏終了時に行われるバック転は、チームの勝敗を占うともいわれる名物パフォーマンス。今季は左手中指骨折による戦線離脱もあり、ナゴヤＤで４９度試み２３度成功の成功率４割６分９厘に終わり、チームは１２年ぶりのＢクラスに終わった。巨人戦も１０勝１３敗１分けの負け越しだった。ドアラは責任をひしひしと感じ、自らの華麗な着地でナインを盛り上げようと覚悟

【楽天】マーの恩返し！寄付は宮城に！立花社長「球団に」は誤解 ２７日の日本プロスポーツ大賞表彰式で話す田中（右）と立花球団社長 楽天からポスティングされた田中将大投手（２５）に２８日、協定違反疑惑が浮上した。「ロサンゼルス・タイムズ電子版」が報じたもので、田中から球団に寄付の申し入れがあったという点を問題視した内容。だが、楽天の立花陽三球団社長（４２）は、球団への寄付と取られている点を誤解と指摘。「（田中サイドが）県と話し合うもの」と、Ｋスタを所有する宮城県に対する寄付になると説明。問題がない事を強調した。 球団の容認を受け、ようやく本格的にメジャー移籍へ動き始めた田中に新たな問題が急浮上した。 ロサンゼルス・タイムズ電子版は米国時間２７日（日本時間２８日）、「田中将大投手はメジャーの球団と９桁（１億ドル台）の契約成立が結ばれようとしているが、大リーグ機構（ＭＬＢ）コミッショナー事務局はＭ

【プロ引退　男たちの決断】前西武外野手・嶋重宣氏 ３月２９日、日本ハム戦の９回に代打で出場し中前安打を放った嶋重宣 嶋重宣外野手（３７）は、広島時代に「赤ゴジラ」の愛称で親しまれ、今季限りで西武のユニホームを脱ぎました。首位打者にも輝いた強打者が語ったのは、男気あふれる野球人生でした。 ―今季は開幕を１軍で迎えたが、代打で９試合出場にとどまり、７打数１安打。４月下旬に降格したが、昇格の知らせはシーズン終了まで届かなかった。   「これは監督が決めること。僕が口を出してはいけない。ただ、調子がいい時に１軍に上がれなくて、戦力になれないのであれば、潮時というかね。潔く引退しなきゃいけないかなと徐々に思えてきました」 ―２軍では打率３割５分３厘と結果を残した。   「８月には調子が良かったので『１年でも長くやりたい』という思いが強かったんですよ。逆に考えると、調子がいい時の僕のパフォーマンスで１

原監督が指令　来年こそＶ旅行の輪「選手全員が参加するという重み」 お店でウクレレを演奏し、ご満悦の原監督 【ホノルル（米ハワイ州）１２日】巨人・原辰徳監督（５５）が、新選手会長の村田修一内野手（３２）に初仕事となる“珍指令”を出した。今回のハワイ優勝旅行は主力選手の参加辞退が相次いだが、「来年はもっと参加者が増えるようにしないとな」と村田に話したことを明かした。 バカンスを楽しんでいる指揮官が、さみしそうに語り始めた。「今回、『少し選手の数が少ないな』と感じている。優勝旅行は当然、家族も大事なことだけど、選手全員が参加するという重み、重さを分かち合うものだと思う」と優勝旅行本来の意図を交えながら、今後は参加するように呼び掛けた。 ハワイ２日目となる前夜に行われた選手、家族が集まる「歓迎パーティー」で感じたことだった。あいさつをした壇上から会場を見渡した時、主力では坂本や長野、沢村、杉内、山

【中日】ドアラもオレ流大減俸！？“大トリ”１８日更改「契約してもらえれば…」 １８日の契約更改交渉を前に、恐縮するドアラ 中日が、人気マスコットのドアラと１８日に契約交渉を行うことが１０日、分かった。落合博満ＧＭ（６０）が陣頭指揮した選手との契約交渉は、球界では異例の早さとなる１１月中に終了したが、意外な大物が“大トリ”を務めることになった。 当日は落合ＧＭは同席しないが、西山球団代表は「ＧＭとも話をして考えも聞いています。私が責任を持って交渉します」と説明した。ただ、今季のナゴヤＤでのバック転成功率は２３勝２６敗の４割６分９厘と“負け越し”。さらに左手中指の骨折で約１か月半欠場したこともあり、１２年ぶりのＢクラスに沈んだ選手同様、大減俸は確実だ。 好物の食パンで支給されている年俸は、今季が何斤だったか公表されていないが、野球協約の減額制限２５％か、それ以上に減る可能性もある。ドアラは筆談

【西武】伊原監督「涌井戻れ！」新人選手に“ＦＡ自粛のススメ” 新入団会見でファンとポーズをとる（左から）福倉、山口、豊田、森、伊原監督、山川、金子、岡田の各新人選手 西武・伊原春樹監督（６４）が１２日、新人７選手に早くも“ＦＡ自粛のススメ”を説いた。埼玉・所沢での新入団会見に出席した指揮官は「他球団に行っても、仕事ができなかったらポイでおしまい」と力説。今季０勝ながら来季４２歳で現役を続行する西口を好例に、「西武に残るのが一番」と持論を展開した。 ルーキーへのメッセージは、ＦＡ宣言した涌井へのラブコールと重なった。ロッテとの交渉が難航していることに触れ、「ロッテさんがどういう先走りをしたかは知らないが、不満があるからＯＫが出ないのでしょう。戻ってくるのが本人のためにも一番」と強調した。 巨人へのＦＡ移籍が決まった片岡については「痛くもかゆくもない」。浅村の二塁転向を明言し、「大型選手が二塁

原監督、来季スローガン決めた「雄志」巨人革命だ！ 契約更改を終え、笑顔を見せる野村ウエルカムパーティーに出席し、地元の子どもたちとフラダンスのポーズを取る原監督 【ホノルル（米ハワイ州）１１日】巨人・原辰徳監督（５５）が、来季のチーム指針を「雄志」に決めた。１２年は「躍動」のスローガンのもと、日本一を奪回。今年はリーグ連覇へと「躍進」したが、日本一連覇を達成できなかったことを踏まえ「武士のようにさらに雄々しく、志を持って臨みたい」と宣言。来季のレギュラーも白紙に戻し、再度、戦う集団をつくり上げる考えだ。 個々の力は抜けているが、日本一連覇を逃した。巨人に足りないものは何か―。原監督はじっと考えた。球団創設８０周年となる２０１４年。日本一奪回を義務づけられる節目の年に向け、浮かんだ言葉が「雄志」だった。 「全体的に戦う集団として、もっと雄々しく、昔の男のような武士らしく、勝負師らしく、志を持

原監督、コンタクトで「眼力」アップ！勝負所見極める 沖縄入りし、シーサーのまねをする原監督 巨人・原辰徳監督（５５）が６日、「ファンケル　キッズベースボール　チャレンジ　２０１３　ｉｎ　沖縄県那覇市」（７日・沖縄セルラースタジアム那覇）にスペシャルゲストとして参加するため、沖縄入りした。その際、眼鏡からコンタクトレンズに変更したことを明かした。 シーズン中、指揮官が選手の戦う姿勢を見る時に重視するのが「眼力」だ。代打を送る際や、投手の代え時など「目を見れば、だいたい分かる。『俺を出せ！』と訴えている選手もいるからね」と話していた。年齢を経るに従って視力が低下。「（裸眼は）０・５とか０・６くらいかな」で、最近は眼鏡をかけてタクトを振るっていた。 この日は、沖縄・那覇ゴルフ倶楽部で関係者とラウンドを楽しんだ。「視界良好だったよ。よく見えたね。来年は眼鏡はいらないね」と感触は良い。来季はＦＡで獲

井端、入団会見で意気込み「野球人生をここで全うしたい」 背番号２の巨人のユニホームに袖を通した井端 中日から巨人に移籍した井端弘和内野手（３８）が３日、東京都内の球団事務所で正式契約を結んだ後に入団記者会見を行い「残り少ない野球人生をここで全うしたい」と強い意気込みを語った。年俸４５００万円で、背番号は２に決まった。 中日から年俸の大幅減を提示され、契約がまとまらずに退団した。新天地が決まり「この１か月不安もあった。ほっとしている。プロ野球に入って、きょうが一番緊張している」とニッコリ。１０月には右足首と右肘の手術を受けたが「逆算してやって、開幕には間に合う」と言い切った。（金額は推定）