ニンテンドースイッチについて知れば知るほど、筆者はスタートレックに登場する「コバヤシマル」を連想してしまう。コバヤシマルとは、スタートレックの士官候補生たちが受けるトレーニング課題で、候補生らは宇宙船コバヤシマルを救助するか否かの選択を迫られる。 救助することを選ぶと、クリンゴン帝国との条約を破棄することになり、彼らから攻撃を受けて自分たちが滅ぼされてしまう。しかし、救助しないとコバヤシマルのクルーや乗客たちは死んでしまう。何れを選択しても勝利することができないという状況下で、どう対応するかがこのトレーニングでは問われる。筆者には任天堂はニンテンドースイッチで勝ち目のない戦いを挑んでいるように思えてならない。 スイッチ向けタイトルは、Wii Uのときのように任天堂ゲームが年間1~3本程度リリースされるだろうが、サードパーティのタイトルはあまり集まらないだろう。競合のPS4やXbox On
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