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ブックマーク / lessor.hatenablog.com (7)

  • 7月20日はソーシャルワーカーの日 - 泣きやむまで 泣くといい

    ・・・なのだそうな。全く知らなかったが、4月に決まっていたらしい。 手元に資料がある。その文末脚注。 ソーシャルワーカーは、全ての人を(海には国境がない、一つである)、力強く(海にはパワーがある)、かけがえのない存在として(海は人類の母胎である)、支援する実践者であることから、その象徴としてソーシャルワーカーデーを「海の日」に設定しました。 うわあ・・・。 ちなみに「これを契機に社会福祉専門職であるソーシャルワーカー(日では基的に社会福祉士及び精神保健福祉士をいう)の社会的認知を高め、国民のソーシャルワーカーに対する関心と理解を広げる」のが目的らしいので、無資格者はもちろん、それ以外の資格しかもたない方は待遇改善などあきらめてください。 いやあ、さぞかし「社会福祉士」って優秀なのでしょうねえ(うちの法人職員にもいるけど)。で、その人たちはどんな特別な能力をもっているのでしょう? 「職域

    7月20日はソーシャルワーカーの日 - 泣きやむまで 泣くといい
    gnarly
    gnarly 2009/07/20
    うわあ・・・。
  • 「したい」のか「せねばならない」のか - 泣きやむまで 泣くといい

    少し前のこと。突然の激しい雷雨にあった。 自閉症の彼は雷が大嫌いと聞いている。 しかし、カサが無くずぶ濡れになりながら、間近に雷が落ちても突き進む。いつも通りならば、あと30分ほどは歩いて、先にある駅から電車に乗る。そのあたりを訪れたときは、もう何年も変わることのないルートである。 途中でカサを買ってはみたものの、それでなんとかなるようなレベルの雨ではなかった。周囲を歩く人は誰もいなくなり、みんな屋内に避難する。自分でさえもおそろしいと思うほどの雷が空気を震わせている。 これ以上進むのは無理だ、と判断して、最寄りの駅から電車で帰ることを提案する。「自閉症」の彼はもちろん動揺した様子を見せる。自分の腕を引っ張って動かそうとする。「いっしょに行くのだ」というようなことも声に出して言う。1分か2分ほどのやりとりの末、彼のほうが折れた。最寄り駅に向かう。 すると表情が明るくなる。「雨に濡れることを

    「したい」のか「せねばならない」のか - 泣きやむまで 泣くといい
  • 「福祉」にとって都合のいい「教育」なんて必要ない - 泣きやむまで 泣くといい

    養護学校の評議員会に出席。 学校からいろいろな報告など受けた後、質問や意見など求められたので、この半年ぐらい思っていたことを話してみた。評議員会の終了後、管理職からこっそりと感謝の言葉をいただく。「元気が出る話をしてもらえた」と。 評議員会に出ると、立場上、「福祉と教育の連携」について話をしなければならない。 「連携の強化」は学校としてもひとつの目標としているし、個別の教育支援計画の中では福祉資源についての情報も含まれる。学校は子どもが長い時間を過ごしている場所であるのだから、子どもを放課後にケアしている「福祉」サイドにとっても連携は大事な課題である。ここ数年、学校と福祉関係者がいっしょにケース会議に参加することも増えた。 そんな中、福祉資源は絶対的に不足している。 卒業後の就労先、通所先も足らないし、放課後の支援も足らない。学校には、子どもの保護者からも不安や不満が語られる。「なんとかな

    「福祉」にとって都合のいい「教育」なんて必要ない - 泣きやむまで 泣くといい
    gnarly
    gnarly 2009/03/08
    "しかし、「社会に何の期待もしなくなった者」と「社会」との間に、どうやって「障害」が生じるだろう。諦念の中で生きさせられる者は「障害者」にさえなれないのだ。それを「福祉」が喜ぶのだとしたら、どうか。"
  • 私たちはつながっている、けれど - 泣きやむまで 泣くといい

    発達障害当事者研究―ゆっくりていねいにつながりたい (シリーズ ケアをひらく) 作者: 綾屋紗月,熊谷晋一郎出版社/メーカー: 医学書院発売日: 2008/09/01メディア: 単行購入: 8人 クリック: 107回この商品を含むブログ (27件) を見る 面白かった。 アスペルガー症候群「当事者」の書いた書籍が増える中で、このは「自分がいかに世界を体験しているか」を書くにとどまらず、多くの研究者によるものとは異なる自閉症観を提示するに至っている。著者の体験に根ざしているから、独特の言葉で表現されていることも多い。ただ、それは情報を処理するプロセスを丁寧に説明しようとして用いられているものがほとんどであり、読み手と断絶した印象は残らないだろう。「ゆっくりていねいにつながりたい」というサブタイトルのとおり、「スペクトラム」としての障害理解を促すものになっている。 「スペクトラム」として当

    私たちはつながっている、けれど - 泣きやむまで 泣くといい
    gnarly
    gnarly 2008/11/27
    『ケアをひらく発達障害当事者研究-ゆっくりていねいにつながりたい』医学書院刊 の読後感想
  • 自閉症の障害学がはじまる - 泣きやむまで 泣くといい

    今日、書店で見つけて、いま風呂で半分ほど読んだ。 自閉症の社会学―もう一つのコミュニケーション論 (SEKAISHISO SEMINAR) 作者: 竹中均出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2008/08/01メディア: 単行購入: 9人 クリック: 150回この商品を含むブログ (15件) を見る これはすごい。 自閉症研究にも障害学にも足らない(ように自分には思えていた)問題意識を、しっかりと社会学に軸足を残しながら深めている。自閉症研究に社会学的な視点がもちこまれるのは、これまでもっぱら「自閉症の社会的構成」を暴露しようとする文脈の中だったように思う。それはそれとして有意義だけれど、ずっと物足らなさを感じていた。自閉症者と定型発達者の分断がいかに社会的に生み出されたのかをアピールしても、行き着く先は「私たちは連続している」ということに過ぎず、問い直されるものが小さすぎやしないか

    自閉症の障害学がはじまる - 泣きやむまで 泣くといい
  • 労働基準法 - 泣きやむまで 泣くといい

    最も身近な社会福祉法人に労働基準監督署が入った。 聞けば、匿名の内部告発があったそうだ。サービス残業が多いとかなんとか。 世間は厳しい労働条件で搾取される福祉労働者が勇気ある告発をしたと思うのだろうか。 当事者ではない自分が腹を立てる必要はないはずだが、自分はその告発をした者に苛立っている。失望している。その行動が正しいとか間違っているとかではなく、なんてセンスがないのだろうと。 法人はずっと大赤字である。自立支援法以降、その状況は厳しさを増している。人件費率はすでに75%を超す。設立以来あらゆるニーズに応じる努力をしてきたのに、今では新規のサービス利用契約には積極的になれないほどの状況だ。そんな苦しい中でも、重い行動障害のある人などのためにケアホームを建てたり、懸命な努力をされてきた。社会福祉法人としては、決して給料は悪くない。賞与だって、ある。 経営について第三者があれこれ評論するのは

    労働基準法 - 泣きやむまで 泣くといい
    gnarly
    gnarly 2007/12/18
  • [ニュース]関係者必読:自立支援法の今後詳細? - 泣きやむまで 泣くといい

    谷口明広氏が数日前の講演でぶちまけた自立支援法の今後についての最新情報(予想)が某掲示板に出ていると情報あり。急いで確認。 http://wwwi1.bbs.livedoor.com/3105545/bbs_tree いろいろな意味で、非常におそろしい内容。単純化された利用者像や事業者像が独り歩きしていく怖さ、真偽のはっきりしない情報が業界内に広まっていく怖さ、これからいっそう深まるであろう谷口氏の「当事者」内での孤立、そして何よりもおそろしいのは、もし当にこのとおりになるのだとすれば、救いがたい障害者福祉の未来。 掲示板ということで、今後どんどん書き込みが下がって消えていく可能性もあるので、かなりの長文になるが、以下に全文ペースト。もちろんあくまで議事メモなので、そこは注意しなければいけないが、関係者は必読だろう。 去る、一昨日の12/21(水)、大阪市立労働会館(アピオ大阪)において

    [ニュース]関係者必読:自立支援法の今後詳細? - 泣きやむまで 泣くといい
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