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ブックマーク / takagi-hiromitsu.jp (23)

  • 高木浩光@自宅の日記 - 書評:良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方

    書評:良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方 3月のこと。出版されたこの技術評論社より献いただいた。 雨宮美季, 片岡玄一, 橋詰卓司, 良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方, 技術評論社, 2013 第1章「3大ドキュメント超入門」として、利用規約と、プライバシーポリシーと、特定商取引法に基づく表示について書かれており、第3章には「すぐに使える・応用できるひな形」なるものが掲載されている。 プライバシーポリシーについて、第1章の超入門で、個人情報保護法における「個人情報」に該当しない「個人に関する情報」もプライバシーポリシーの対象とするべきだと書かれている*1点は良い。2012年8月の総務省「スマートフォン・プライバシー・イニシアティブ」を参照し、「今後の流れに大きく影響する可能性があります。」とあり、スマホアプリ対応の解説となっている。 しかし、3章の「すぐ

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    gnw 2013/06/30
  • 高木浩光@自宅の日記 - 公開鍵暗号方式の誤り解説の氾濫をそろそろどげんかせんと

    ■ 公開鍵暗号方式の誤り解説の氾濫をそろそろどげんかせんと 「コンピュータセキュリティを基礎から」というと、暗号の解説、特に共通鍵暗号と公開鍵暗号の違いからなどといった解説をよく目にする。昔は専門の方によって注意深く書かれていたのに対し、ここ何年かはひどい状況になっている。先月、宮崎で開かれたSCIS 2008の席でも暗号研究者の方々との雑談でそういう話になった。私は暗号は専門でないのでその話題は迂闊に書けないできたが、このところの巷の誤り解説の氾濫ぶりは目に余るものがある。 最もひどく蔓延っていてしばらく消えそうにない間違い解説の典型例は次だ。 「公開鍵で暗号化したものを秘密鍵で復号するのと同様に、秘密鍵で暗号化したものを公開鍵で復号できるようになっている。」 事例1: 日ベリサイン株式会社による公開鍵暗号方式の解説 このような共通鍵暗号方式の問題点を解決する暗号方式が、公開鍵暗号方式

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    gnw 2012/12/25
  • 高木浩光@自宅の日記 - LINEがこの先生きのこるには

    LINEがこの先生きのこるには 先々週、テレビ東京のワールドビジネスサテライトで、最近流行の「LINE」が特集されていたのだが、経済系の番組であるにも関わらず、「元カレが出て嫌」、「知らない人が出て怖い」という街の声をとって伝え、電話帳アップロードの件にも触れるなど、負の面も扱っていて、とてもよい番組であった。 人気急拡大「LINE」の実力は, ワールドビジネスサテライト, 2012年6月22日 番組を見た後、久しぶりにTwitterを「LINE 知らない人」で検索してみたところ、以前にも増して大量のツイートが出てきたのだが、そのほとんどが、「芸能人のマネージャですが」という詐欺spamが来たという報告であった。ちょうどこのころ、LINEに対して大量のspamが発生していたようだった。そして、LINEの運営元はspam防止に動いたようだった。 @magic_kanata ご報告ありがと

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    gnw 2012/07/06
  • 高木浩光@自宅の日記 - spモードはなぜIPアドレスに頼らざるを得なかったか

    ■ spモードはなぜIPアドレスに頼らざるを得なかったか spモードの事故 NTT docomoのスマホ向け独自サービス「spモード」が、今月20日に大規模な事故を起こして、重大事態となっている。 スマホ向けネット接続が不具合 ドコモ 別人のアドレス表示, MSN産経ニュース, 2011年12月20日 ドコモのspモードで不具合、他人のメールアドレスが設定される恐れ, 日経IT Pro, 2011年12月21日 ドコモの「spモード」でトラブル、関連サービスが一時停止, ケータイ Watch, 2011年12月21日 ドコモ、spモード障害で「ネットワーク基盤高度化対策部」設置, ケータイ Watch, 2011年12月26日 ドコモ 約1万9000人に影響, NHKニュース, 2011年12月27日 ドコモの“メアド置き換え”不具合、影響数や新事象が明らかに, ケータイ Watch,

  • 高木浩光@自宅の日記 - テレビ録画機「トルネ」の視聴ジャンルが無断公開されている

    ■ 何が個人情報なのか履き違えている日 昨日の日記の件、みなさんからの声により、PlayStation 3をテレビ録画機にする製品「トルネ」についても同じ問題があり、どんなジャンルの番組をよく視聴しているかや、視聴時刻までもが公開状態になっていることが判明した。これについては後述する。 それより先に今言いたいのは、こういうことが起きるのは、何が「個人情報」なのかを、日の事業者や行政がみんな揃って履き違えているためではないかということだ。 今回の件について、ソニーはこう釈明するかもしれない。「オンラインIDは個人情報に該当しない。オンラインIDに氏名などの個人情報を含めないよう登録画面で注意書きしている*1」と。しかしそういう問題でないのは明らかである。 日の事業者はどこもかしこも、「個人情報」に該当しなければ何をやってもいいという誤った道に進み始めている。そして、日の個人情報保護法

  • 高木浩光@自宅の日記 - 技術音痴なIT企業CTOが国のWGで番号制度の技術基盤を歪める

    技術音痴なIT企業CTOが国のWGで番号制度の技術基盤を歪める 非公開で進められている(傍聴が許されていない)「情報連携基盤技術WG」の配布資料を入手した。しかも、この「情報連携基盤技術WG」には、存在自体が非公表のサブWGがあり、その構成員は、「情報連携基盤技術WG」から中立の有識者らを除いた、ベンダーの人々だけの集まりになっているらしい。入手した資料は、そうしたベンダーの構成員から今月提出されたもののようだ。 入手した資料のうち、一つは重大な問題のある文書であり、他にもう一つ、問題のある文書があった。 「番号制度」は、推進派に言わせれば「国家百年の大計として国の礎を作ることに他ならない」という*1ものであり、ベンダー試算によれば何千億円もの国家予算が必要と言われているものである。しかも、その方式設計は国民のプライバシー影響を左右する重要なものであって、一度不適切な方式を普及させると

  • 高木浩光@自宅の日記 - 共用SSLサーバの危険性が理解されていない

    ■ 共用SSLサーバの危険性が理解されていない さくらインターネットの公式FAQに次の記述があるのに気づいた。 [000735]共有SSLの利用を考えていますが、注意すべき事項はありますか?, さくらインターネット よくある質問(FAQ), 2010年2月10日更新(初出日不明) Cookieは、パスなどを指定することができるため、初期ドメイン以外では共有SSLを利用している場合にCookieのパスを正しく指定しないと、同じサーバの他ユーザに盗まれる可能性があります。 (略) 上記については、「同サーバを利用しているユーザだけがCookieをのぞき見ることができる」というごく限定的な影響を示していています。また、Cookieの取扱いについて、問い合わせフォームやショッピングカート等、ビジネス向けのウェブコンテンツを設置されていなければ特に大きな問題とはなりませんが、個人情報を取り扱われる管

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    gnw 2010/05/01
  • 高木浩光@自宅の日記 - まだまだ他でも破綻しているケータイID認証

    ■ まだまだ他でも破綻しているケータイID認証 前回の補足。以下は、私が気づいたことではなく、2009年夏に「かんたんログインが危うい」との話題で持ち切りだったときに、既に公に語られていたことである。 SoftBank Mobileの携帯用GatewayPCで通る方法のメモ, Perlとかmemoとか日記とか。, 2009年8月1日 特にUserAgentからIMEI番号を正規表現などで抜き取ってそれだけを利用している場合は、この方法を使えば偽装可能。uidの方を使うようにした方がいいかも。 モバイル用GWのIPアドレスを気にしてた時代もあったなぁ, コメント欄#1, 匿名の臆病者, 2009年8月6日 透過プロクシという仕組みはご存じない? あ、ということは少なくともhttpsにx-jphone-uidが乗っていたら擬装の虞か。(端末はuidを吐かないので) しかし、携帯電話会社がこの

  • 高木浩光@自宅の日記 - ここまで破綻しているケータイID認証(簡単ログイン)

    ■ ここまで破綻しているケータイID認証(簡単ログイン) 2009年夏、はてなブックマーク界隈では「かんたんログイン」が危ういという話題で持ち切りだった。IPアドレス制限をしていても突破できてしまうのではないかという話だった。 実際に動いてすぐ使える「PHPによるかんたんログインサンプル」を作ってみました, ke-tai.org, 2009年7月31日 SoftBank Mobileの携帯用GatewayPCで通る方法のメモ, Perlとかmemoとか日記とか。, 2009年8月1日 ソフトバンクの携帯用GatewayPCで通る方法があるようです, ke-tai.org, 2009年8月4日 これは要するに次のような話だった。 まず、SoftBankの携帯電話で特定のAPN mailwebservice.softbank.ne.jp でネット接続して、所定のProxyサーバ sbwap

  • 高木浩光@自宅の日記 - ケータイ脳が大手SI屋にまで侵蝕、SI屋のセキュリティ部隊は自社の統率を

    ■ ケータイ脳が大手SI屋にまで侵蝕、SI屋のセキュリティ部隊は自社の統率を 昨年示していた、 やはり退化していた日のWeb開発者「ニコニコ動画×iPhone OS」の場合, 2009年8月2日の日記 日の携帯電話事業者の一部は、「フルブラウザ」にさえ契約者固有ID送信機能を持たせて、蛸壺の維持を謀ろうとしているが、iPhoneのような国際的デファクト標準には通用しないのであって、今後も、他のスマートフォンの普及とともに、蛸壺的手法は通用しなくなっていくであろう。 そのときに、蛸壺の中の開発者らが、このニコニコ動画の事例と同様のミスをする可能性が高い。「IPアドレス帯域」による制限が通用しない機器では、アプリケーションの内容によっては特に危険な脆弱性となるので、関係者はこのことに注意が必要である。 の懸念が、今や、さらに拡大し、ケータイ業者のみならず、一般のシステムインテグレータの思考

  • 高木浩光@自宅の日記 - 著名優良サイトでもiモード2.0の脆弱性に対応していなかった。なぜか。

    ■ 著名優良サイトでもiモード2.0の脆弱性に対応していなかった。なぜか。 今月中旬のこと。私は2テラのハードディスクを買溜めするため秋葉原の街に出た。しかし、どの店が最安か調べずに出たため、やむなく携帯電話で調べることにし、価格.comのサイトを探した。すると、携帯電話用のサイト m.kakaku.com があり、私は初めてそこを使った。 サイトはとても使いやすく、すぐに意中の製品を見つけることができた。が、ここで、画面に「履歴」というリンクがあることに気づいた。「履歴」の画面に入ると、なんと、閲覧した製品が既に記録されていた。ログインしていないのに。いや、アカウントさえないのに。 これはたしかに便利な機能ではあるが、契約者固有IDを用いて実現されていることにギョッとした。同様の機能は普通のPCのインターネットでもcookieを使って実現できるわけだけども、契約者固有IDの取得と保管は、

  • 高木浩光@自宅の日記 - はてなのかんたんログインがオッピロゲだった件

    はてなのかんたんログインがオッピロゲだった件 かんたんログイン手法の脆弱性に対する責任は誰にあるのか, 徳丸浩の日記, 2010年2月12日 といった問題が指摘されているところだが、それ以前の話があるので書いておかねばならない。 昨年夏の話。 2009年8月初め、はてなブックマーク界隈では、ケータイサイトの「iモードID」などの契約者固有IDを用いた、いわゆる「かんたんログイン」機能の実装が危ういという話題で持ち切りだった。かんたんログイン実装のために必須の、IPアドレス制限*1を突破できてしまうのではないかという話だ。 実際に動いてすぐ使える「PHPによるかんたんログインサンプル」を作ってみました, ke-tai.org, 2009年7月31日 SoftBank Mobileの携帯用GatewayPCで通る方法のメモ, Perlとかmemoとか日記とか。, 2009年8月1日 ソフ

  • 高木浩光@自宅の日記 - Amazonは注文履歴の消去を拒否、アカウント閉鎖後もデータは残る

    Amazonはやっぱり怖い そろそろ使うのをやめようと思う 今は朝6時。数時間前、寝ようとしたころに大騒ぎになっていた。 密かな趣味が全公開--Amazonのウィッシュリスト、改め「ほしい物リスト」に注意?, CNET Japan Staff BLOG, 2008年3月12日 これはひどいことになった。HATENA Co., LTD. では暗号解読のをお求めのようだった。 幸い私は、ウィッシュリストを空にしていたので、何も見られることはなかったが、自分のAmazon登録メールアドレスを入れると、氏名と「茨城県」などの情報が表示された。(メールアドレスも非公開のものを使っているが、ワイルドカード指定もできたようなので、どうなっていたかわからない。もっとも、私は実名を隠していないが。) そもそも何年か前、この「ウィッシュリスト」なるサービスが始まったとき、やたらウイッシュリストへの登録が

  • 高木浩光@自宅の日記 - 再掲:au携帯電話のバーコードリーダでジャンプ先URLが偽装される(2005年4月)

    ■ 再掲:au携帯電話のバーコードリーダでジャンプ先URLが偽装される(2005年4月) 一昨年4月23日の日記からリンクしていた、BUGTRAQ-JPの記事「au携帯電話のバーコードリーダでジャンプ先URLが偽装される」が文字化けして読めない状態になっている*1ので、以下にHTML化して再掲しておく。 Date: Fri, 15 Apr 2005 05:17:16 +0900 From: Hiromitsu Takagi <略>@takagi-hiromitsu.jp To: bugtraq-jp@securityfocus.com Subject: au携帯電話のバーコードリーダでジャンプ先URLが偽装される 以下は、JVN#9ADCBB12の事例について、ユーザおよび開発者が知っておくべきと考えることがらについて、発見者の立場からその発見内容および考察を公表するものである。 概要 a

  • 高木浩光@自宅の日記 - 携帯電話向けWebアプリの脆弱性事情はどうなっているのか

    ■ 携帯電話向けWebアプリの脆弱性事情はどうなっているのか WEB+DB PRESS誌のVol.37に「携帯サイト開発 実践テクニック 2007」という記事が掲載されているのだが、そこにこんな記述があった。 端末認証 登録が必要なサイトの場合,利用する際にはログインが必要です.ID/パスワードを毎回入力するのでは,携帯の場合では特に面倒です. そこで携帯ならではの認証方法として,現在の端末では取得が容易にできる端末自体の情報(端末ID)を利用します. (略) セッション PCサイトでセッションを使う場合は,通常セッションIDをCookieに保存しますが,携帯ブラウザではCookieにデータを保存することができません.そこで携帯サイトでCookieを使う場合はURLにセッションIDを埋め込むことになります. セッションIDをGETで渡す セッションIDをGETで渡す場合は,PHPの設定ファ

  • 高木浩光@自宅の日記 - リンクの話 まとめ

    ■ リンクの話 まとめ リンクの論点はそれはもう大昔から出尽くしていて、同じことが品を替え形を変えて延々繰り返し語られているわけで、わかっている者には今更すぎなのだけど、次々新しい人達は入ってきているわけだから、少しでも新しいパターンを見つけるなりして退屈しない方法で繰り返しているわけだけども、ここへ来てどうやら当に変革の時期が来たような期待感もあるので、あらためてまとめも書いておくとする。 まず、企業や官公庁などの団体のWebサイトにける無断リンク禁止条項の問題と、個人のWebサイトにおけるそれとは明確に区別することを踏まえないといけない。団体のサイトは、その全てが、明らかに不特定多数の公衆に見てもらうために設置されている。それに対し、個人のサイトは必ずしもそうとは限らない。 団体のサイトの場合を簡単にまとめると、当は見て欲しいはずなのに、見て欲しくないかのような「リンクポリシー」を

  • 高木浩光@自宅の日記 - ログアウトし忘れのブラウザをそうと知りつつ操作するのは不正アクセス行為に該当するか

    ■ ログアウトし忘れのブラウザをそうと知りつつ操作するのは不正アクセス行為に該当するか やじうまWatchによると、mixiにログインしたまま放置されていた店頭のPCを操作してプロフィールを「改ざん」した(当人曰く)という人がいて、それを著名サイトで公言していることが注目を浴びているという。いくつか反応を見てまわったところ、不正アクセス禁止法違反ではないかという議論*1があり、その中に、「パスワードを入力したわけではないから、不正アクセス行為にあたらない」などという主張をみかけた。 興味深い話題なのでちょっと検討してみる。なお、ここでは、技術的側面から行為の外形が不正アクセス禁止法3条の構成要件を満たしているかだけを検討するものであり、刑罰に値する違法性があるか否かについては検討しない。 まず、不正アクセス禁止法3条2項各号の「入力して」とは、手元のコンピュータにキーボードで入力することを

  • 高木浩光@自宅の日記 - 飾りじゃないのよCAPTCHAは 〜前代未聞のCAPTCHAもどき, CAPTCHA機能の発注仕様をどうするか

    ■ 飾りじゃないのよCAPTCHAは 〜前代未聞のCAPTCHAもどき CAPTCHA*1が基的に荒らし対策目的で使用されるものであることは以前にも書いた。ユーザビリティの犠牲が少ないものは早いうちに破られるし、改良してもイタチごっこになることも目に見えている。それでもなお活用する意義があるのは、使用目的が荒らし対策だからだ。新規ユーザ登録や、ログインなしでできるコメントやトラックバックなど、元々自由に利用させる機能である限り、完全に防ぐことはできないのであり、たとえ将来破られる可能性があろうとも何もしないよりはましだというわけだ。(荒らしがよりハードルの低いところへ行ってくれることを期待できる。) そのようなCAPTCHAは、日ではあまり普及していないようだ。荒し行為が英語圏での状況ほど深刻なものになっていないためか、あるいは、イタチごっこになることが目に見えている技術の採用を嫌う国

  • 高木浩光@自宅の日記 - 「地底人の秘密」のセキュリティ脆弱性:検索で誘導するテレビCM手法の不安

    ■ 「地底人の秘密」のセキュリティ脆弱性:検索で誘導するテレビCM手法の不安 富士通FMVのテレビCMで、最後に「地底人の秘密」と入力して検索してみせるシーンが出てくるものがある。こうした手法は以前から他の会社のCMでも商標名を入力させるなどしばしば見かけるようになっていた。 しかし、物のキャンペーンサイトが検索のトップに出てくるとは限らない。「ある日突然、なりすましサイトがトップに出る」ということも起こり得る。(フィッシング詐欺など。) トップを奪われたとき、それを検索サイトに苦情を言って削除させるというのは甚だ筋違いだし、ドメイン名のサイバースクワッティング紛争と違って、単なるページの内容について文句を言うことはできないだろう*1。 消費者は検索結果を安易に信じたりせず、たとえ画面が物っぽい内容でも、どこのドメイン名のページなのか常にアドレス(URL)の確認を欠かさないようにしない

  • 高木浩光@自宅の日記 - CSRF対策に「ワンタイムトークン」方式を推奨しない理由

    水色の四角は画面を表し、白抜き実線枠の四角はボタンを表す。 これを、Webアプリという実装手法を選択する場合に特化すると、図2のような遷移図が描ける。 実線矢印はブラウザが送信するHTTPのrequest(ヘッダおよび、POSTの場合はボディを含む)を表し、黄色の丸がサーバ側での1アクセスの処理を表し、点線がその処理結果を返すHTTPのresponse(ヘッダおよび、HTML)を表す。responseの上の文はHTMLの内容を説明するものである。黄色の丸の中の文は処理内容の説明であり、ここから複数のresponse矢印が出ている場合、処理の結果によって遷移先の画面が異なる場合であることを表し、破線の白抜き四角がその分岐の条件を概説している。 この図で例に用いているのは、ECサイトやblogサービスなどに見られる典型的な「登録個人情報変更」の機能である。「メインメニュー」画面の「登録情報変更