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ブックマーク / enterprise.watch.impress.co.jp (27)

  • 「破損HDDからデータを回収」オントラックデータ復旧ラボ見学記

    2003年2月1日、世界に衝撃的なTV映像が流れた。スペースシャトル「コロンビア」が地球への帰還に際し、大気圏突入後に空中分解、乗員7名が犠牲になったのである。この悲惨な映像はいまでも人々の目に焼き付いている。実は、NASAではこのコロンビアから焼け焦げ破損したHDDを回収し、データ復旧会社である米Kroll Ontrack(以下、オントラック)に持ち込んだ。そして記録されていた液体キセノン特性に関する科学実験データを99%引き出すことに成功した、という驚くべき事実が2008年5月、CNNから報道されたのである。 実はこのHDD、破損や欠落部分はあったものの、それらはデータが記録されていない部分であり、かつOSもDOSだったため、データはディスク上に分散記録しない方法であった、という幸運もあった。その後、薬品洗浄して新しい駆動装置に移してデータを引き出したそうだ。 このオントラックのデータ

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    gnw 2008/11/05
  • 「B2Cサイトとしてロングテールは強く意識」ケンコーコム後藤社長

    今回のゲストは、健康関連商品のオンライン販売を手がける、ケンコーコム株式会社の後藤玄利社長です。ケンコーコムが成功した背景にはどのような秘密があるのでしょうか。 ■ B2C市場に期待するも集客に苦労したスタートアップ時期 ―まずは自己紹介をお願いできますか? 後藤氏 ケンコーコム自体は70000以上の健康関連、ペット、介護など、を扱っているECサイトです。会社を作ったのは1994年で、最初はヘルシーネットという名前でした。ネットを始めたのは2000年です。 実家が大分で、大正時代から続いている家庭医薬メーカーをやっていまして、それが理由で健康関連商品を扱っているわけです。 僕自身は、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)でコンサルティングをやっていたんですが、1994年にヘルシーネットという名前で、ダイレクトメールを使っての通販を始め、その後Webを使うB2Cサイトとして2000

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    gnw 2006/12/27
  • 「リッチメディアをケータイで湯水のように使ってもらえる世界を作りたい」フロントメディア市川社長

    今日のゲストは、株式会社フロントメディア代表取締役社長の市川茂浩氏です。携帯電話のサービス市場は、ナンバーポータビリティの実施を前にして、新たな展開をみせています。PCのWebとは明らかに異なるモバイルインターネットの世界にも、2.0的な流れが生まれてくるのでしょうか。 ■ ブロードバンドケータイのコア事業は映像配信 ―まずは自己紹介をお願いします。 市川氏 フロントメディアの社長をしております市川です。創業は2005年6月17日です。もともとケータイの某コンテンツプロバイダーにおりました。公式サイトを60個作りましたね。他にも待ち受け、ゲームなどをつくっていました。 最後に作ったのが着うたのコンテンツで、カバー曲の音源を使った着うたサイトです。4カ月で60万ユーザー集めたんですけど、それから音楽業界とのつながりが深くなったんです。 ―着うた・着うたフルがケータイの公式サイトでの稼ぎ頭です

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    gnw 2006/09/15
  • 「PCをはるかに超えるトラフィックを持つケータイの世界」DeNA守安氏

    株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は設立当初には独立系オークションサイトとして知られていましたが、今ではモバイル事業にも参入し、eコマース領域での多角化を目指している企業です。今回は、DeNAのモバイル事業を推進する取締役モバイル事業部長の守安功氏の話を伺います。 ■ PCオークションからケータイ・オークション ―まず自己紹介をお願いいたします。 守安氏 はじめに会社の説明をさせてください。DeNAは1999年に設立したeコマースのエキスパート企業です。最初はC2C(消費者間ビジネス)のオークションサイトであるビッダーズの運営からはじめましたが、2004年3月からはケータイ向けのサービスに進出しました。 ―ケータイ向けのはじめのサービスは? 守安氏 モバオクというサービスです。その名のとおり、モバイル上でのオークションサービスです。われわれはケータイ・オークションと呼んでいます。会員数

  • 【Web 2.0的キーマンに聞く】「消費者のこだわりに応える編集力を重要視」オールアバウト江幡社長

    日のゲストは、生活情報メディア「All About」の運営会社である、株式会社オールアバウト代表取締役社長兼CEOの江幡哲也氏です。 All Aboutは、今はやりのCGM(コンシューマジェネレイテッドメディア)と呼ばれる、消費者参加型のポータルサービスとは若干趣が違いますが、「個人消費者が持つこだわり」に焦点を絞った企業です。ガイドと呼ばれる、さまざまな分野の専門家を消費者側から集めて、テーマごとに専門情報サイトを運営することで巨大なトラフィックを生んでいます。 ■ About.comのブランドライセンスを受けて起業 ―まずは自己紹介をお願いできますか。 江幡氏 オールアバウトの社長をつとめております江幡と申します。私は昭和62年にリクルートに入社しました。働き始めてから20年になりますね。リクルート時代は、主に通信系の分野で5つばかりの新規事業立ち上げに携わりました。オールアバウトは

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    gnw 2006/07/18
  • ミクシィ笠原社長、「世の中にない、新しい価値を生み出す会社に」

    株式会社ミクシィは、言わずと知れた日最大のSNS「mixi」を運営する企業です。SNSがWeb 2.0であるか?ということについては異論もあるかと思います。SNSはその規模の大小に関わらず、やはりクローズドなコミュニティだからです。筆者も、原則としてはSNSという事業モデルをWeb 2.0的である、とは考えていません。しかし、(2006年5月現在で会員400万人を超えたという)mixiほどの規模を持てば話は別です。Web 2.0における、Webの量的変化に大きく寄与し、老若男女を問わず、多くのユーザーをWebに参加させることになった原動力の一つとして、今回は株式会社ミクシィ代表取締役の笠原健治氏にお話を伺います。 ■ mixi開設3週間で手応え ―まずは自己紹介をお願いいたします。 笠原氏 1997年11月、大学在学中にFind Job !という求人情報サイトの運営を開始しました。これが

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    gnw 2006/05/30
  • ネット企業のラボとソフトウェア企業のラボの違いとは-サイボウズ・ラボ奥一穂氏

    日のゲストは、サイボウズ・ラボ株式会社の奥一穂氏です。サイボウズ・ラボはグループウェアベンダーとして知られるサイボウズのR&Dを担う、戦略的子会社です。 ■ Palmscape開発者 ―今日はよろしくお願い致します。まず簡単に自己紹介をお願いします。 奥氏 東大の理科I類に入りまして、そのころにインターネットに触れたのが最初です。1997年にPalm用のWebブラウザであるPalmscapeを作り、IPA未踏の認定を受けました。98年には開発を止めていたんですが、IBMからPHS内蔵のWorkPad(PalmからのOEM供給を受けたPDA)にWebブラウザを入れたいというアプローチがあったんです。そこで、式に仕事としてやろうと思ったんですね。2000年の9月にCLIEが登場したこともありましたし。 ―PDA用Webブラウザを商売にしたわけではないんですよね。 奥氏 ええ。ブラウザビジネ

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    gnw 2006/05/16
  • 「メディアソリューションをワンストップで」インフォバーン小林会長

    日のゲストは出版・ネットを問わず、情報発信を考える企業に対するメディアソリューションを提供する株式会社インフォバーン代表取締役会長の小林弘人氏です。インターネットが日で初めて商用接続を開始した1994年の11月に、米国『WIRED』の日版『ワイアード』を創刊して、編集長に就任したことでも知られる小林氏は今何を狙っているのでしょうか。 ■ エディトリアル・ビジネスマンとして ―いまさらとはおもいますが、自己紹介をお願い致します。 小林氏 何から始めましょう、あまり昔にさかのぼってもしょうがないので、やはり『ワイアード』の創刊あたりから始めた方がいいですね。1993年に米国で創刊された『WIRED』は、インターネットの商用利用、政治や経済に対するインパクトを伝える非常にいい雑誌で、これを日の読者にも届けようと、日版『ワイアード』を発刊したのが94年の11月でした。インプレスさんの『イ

  • 「ショッピングサーチのトップ企業へ」ECナビ宇佐美社長

    今回のゲストは、価格比較サイトとしてカカクコムと日々しのぎを削りつつ、ソーシャルブックマークサイトなどのWeb 2.0的サービスを展開するなど、積極的な活動を続けている株式会社ECナビ 代表取締役CEOの宇佐美進典氏です。 ■ カカクコムがYahoo!ならECナビはGoogle的 ―今日はよろしくお願いいたします。まずは自己紹介をお願いできますか? 宇佐美氏 大学を卒業してから某コンサルティング企業で2年ほど仕事をしていました。主に業務改善系のシステムのコンサルをメインにしていました。その後ベンチャー系のソフトウェア会社で営業とマーケティングに従事しました。1999年に独立して、ECナビの前身であるアクシブドットコムを創業し、最近社名をECナビに変更して今に至っています。 もともと、独立資だったわけですけど、2001年9月にサイバーエージェントのグループ会社になって、昨年から同社の取締役

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    gnw 2006/04/14
  • フィードパス小川氏「Feedsphereのトップ企業に」

    日は、いつもとは少し趣向を変えた特別編をお送りします。 当連載の記事執筆者であるサイボウズ株式会社の小川浩氏が中心となって企画し、開発したWeb 2.0的サービス「feedpath(http://www.feedpath.jp/)」が4月3日付けにて新会社 フィードパス株式会社(旧ブログエンジン株式会社)に事業統合され、同時に小川氏が同社の取締役兼COO(最高執行責任者)に就任されたことは弊誌の記事にてご覧になった方も多いかとおもいます。 そこで、当連載の第二回目のゲストである、GMO VenturePartners株式会社 取締役の村松竜氏をインタビュアーとして迎え、小川氏をゲストとしてお話を伺うことといたしました。『Web2.0 BOOK』(インプレス刊)の著者でもある小川氏の世界観をぜひお読みください。(編集部) ■ フィードパス株式会社へ 村松氏 フィードパス株式会社のCOOご就

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    gnw 2006/04/06
  • 「ネットとテレビの視聴体験を融合しよう」メタキャスト井上CEO

    今回のゲストは、2005年4月に設立されたベンチャー企業 株式会社メタキャスト代表取締役&CEOの井上大輔氏です。 メタキャストは、2005年7月からネットを活用して、テレビ視聴と録画体験を共有するテレビブログというサービス(β版)を提供しています。『Web2.0 BOOK』でも紹介させていただいている、優良ベンチャーです。 ■ ネットエイジの支援を受けて創業 ―今日はよろしくお願いします。ネットエイジの支援を受けていらっしゃるんですよね。 井上氏 はい。ブログエンジン社とは縁戚みたいなものですね(笑)。 ―そうですね(笑)。恒例なんですが、まずは自己紹介をお願いできますか? 井上氏 僕はリクルートで9年間働いていました。リクナビなどの就職情報サイトの開発をしてましたが、1年間MITに留学させてもらって、そのあとは3年間は新規案件を作る部署にいました。 ―MITですか。それはすごい。 井上

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    gnw 2006/03/31
  • サムライワークス吉尾取締役「デスクトップからユーザーを支援する」

    今回のゲストは、サムライワークス株式会社 取締役兼執行役員上級副社長の吉尾学氏です。サムライワークスはもともとWeb制作会社としてスタートした企業であり、その意味では典型的なWeb 2.0企業とは趣が異なるとおもわれる読者も多いかとおもいます。しかし、OSでもWebブラウザでもなくWebこそがプラットフォームであると考えることがWeb 2.0的である、としたときに、同社が最近推し進めている戦略もまたWeb 2.0的な要素が強いと考えます。しかも、既にビジネスとして成立していることは注目に値するでしょう。 ■ Web制作会社のポジショニングを超えて ―今日はよろしくお願いします。 吉尾氏 よろしくお願いいたします。 ―簡単に自己紹介とサムライワークスの紹介をしていただけますか? 吉尾氏 はい。私自身は実はWebの業界の人間としては日が浅いんです(笑)。2000年の春にWeb制作会社のWebデ

  • 検索エンジンの次のトレンドはフォークソノミーとアルゴリズムの組み合わせ?-ヤフー井上氏

    今回のゲストはヤフー株式会社リスティング事業部 検索企画室 室長の井上俊一氏です。 Yahoo! JAPANがWeb 1.0であるかWeb 2.0であるか、という論議がブロガーの間では非常にホットに語られることも多いのですが、実態はどうなのでしょうか。井上氏の見解を伺いました。タグ検索という新しい検索メソッドに活路を見出すベンチャーも多いのですが(Feedpathもその一つ)、今回井上氏が非常に質的な指摘をしてくれています。 ■ Yahoo! JAPANはGoogleに負けていない ―自己紹介をお願いできますか。 井上氏 Yahoo! JAPANのリスティング事業部 検索企画室 室長の井上です。検索企画室というのは、検索がらみの企画をぜんぶやるんですけど、エディトリアル作業はサーファー部が行っています。検索を用いたプロダクトおよびビジネスの企画をするのが検索企画室です。 当然ですが、ここ

  • ネットエイジ後藤取締役「Idealabがロールモデル」

    株式会社ネットエイジはビットバレーから始まった日のインターネットベンチャーブームの火付け役であり、今後も多くのベンチャーを育てていくであろう、インターネットビジネスのインキュベーターの代表的企業です。 今回はそのネットエイジで技術開発面で活躍されるとともに、筆者とともに『ビジネスブログブック2・3』『Web2.0 BOOK』の著作活動を行っている、後藤康成取締役をお迎えしました。 ■ シリコンバレーのベンチャーで経験 ―今日はよろしくお願いします。まずは簡単に自己紹介をお願いできますか? 後藤氏 はい。僕は2000年にネットエイジにジョインしたんですが、ずっとエンジニア畑で根っからの技術者です。10年以上前、まだネットスケープも生まれる前にシリコンバレーに行きまして、エンジニアリングのメッカをみたんです。その空気をじかに吸おうと、Digital DJというシリコンバレーのテクノロジーベン

  • アスクドットジェーピー樋口副社長「Ask.jpはたのしさを提供する検索エンジン」

    日のゲストは、Ask.jpを運営されている株式会社アスクドットジェーピー(以下、Ask.jp)の上席執行役員 技術・運用担当副社長の樋口将嘉氏です。Ask.jpは検索エンジン提供会社としては、財務的にも性能的にもGoogleYahoo!に挑戦しうる、いまとなっては数少ない企業の一つです。 ■ B2BからB2Cに事業主力をシフト ―日はよろしくお願いいたします。まず自己紹介をお願いできますか? 樋口氏 Ask.jpの樋口と申します。元はいわゆるコンサルティングファームにおりました。システム構築などに強いコンサルであったので、最初はCOBOLのプログラミングを手がけました。そのあと、クライアント/サーバーが主流の時代には、C++Javaなどを使った大規模業務系のシステムを手がけていました。それがだんだんとネット系のシステムに移っていきまして、Webサイトのコンセプト作りなどもやるように

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    gnw 2006/03/10
  • グリー田中社長、「継続してこそ、世の中に影響を与えることができる」

    今回のゲストはmixiと並ぶSNSの雄、GREEを運営するグリー株式会社代表取締役社長の田中良和氏、および取締役最高技術責任者の藤真樹氏です。 SNSをWeb 2.0的と考えるかどうか、という点では意見が分かれるところとおもいます。筆者は近著「Web2.0 BOOK」にも書いたように、Web 2.0とはWebの「質的変化」と「量的変化」によって生まれた新しいWebの状態とトレンドであると考えています。量的変化とはWebへの参加者が増えたことと、それによってデータ量が増大したことを指しますが、SNSはブログと並び、量的変化をもたらした要因の一つであるといっていいでしょう。 ■ 95年頃からネットに興味が ―今日はよろしくお願いいたします。まず、自己紹介をお願いできますか? 田中氏 大学に95年に入った時期が、ちょうどWindows 95が出たときだったんですね。18、19歳というと何か力を

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    gnw 2006/03/07
  • ゆめみ片岡会長「ニッチタイムをいかせ!」

    今日のゲストは、株式会社ゆめみの片岡俊行会長です。筆者は常々、Web 2.0の技術や構成要素がブラックボックス化し、一般のユーザーがそのメリットを肌で感じるようになるにはケータイを媒体としたWeb 2.0的サービスが行きわたる必要があると主張しています。この主張に沿うかどうかは別として、ケータイサービス市場を主戦場として成長を続けている企業の一つが、ゆめみです。 ■ ゆめみはモバイルに特化 ―2月20日に、サイボウズと資提携を行い、縁戚になってしまいましたが(笑)、今日はよろしくお願いいたします。 片岡氏 よろしくお願いします。 ―まず簡単に自己紹介をお願いします。 片岡氏 ゆめみの取締役会長をしております、片岡と申します。もともと学生時代からネットには非常に興味がありまして、98年にはコミュニティサイトを既に作ったりしていました。ただ、コンバージョン(事業アイデアをお金にすること)がで

  • Web 2.0的キーマンに聞く - フェンリル牧野氏「SleipnirはF1カーのようなWebブラウザ」

    日のゲストは、国産Webブラウザ「Sleipnir」の企画・開発を行うフェンリル株式会社の牧野兼史取締役です。WebブラウザはWeb 2.0時代においては、OS以上に重要なソフトウェアといえます。 ネットスケープがマイクロソフトに破れて以来、しばらくInternet Explorer(IE)一色となったWebブラウザ市場ですが、捲土(けんど)重来を期したMozilla CorporationのオープンソースWebブラウザ「Firefox」の登場によって風向きが変わってきています。アップルはMac専用Webブラウザ「Safari」を擁してシェアを伸ばし続けていますし、日国内においてもSleipnirやLunascapeなどの新興Webブラウザメーカーが相次いでIEに挑戦し始めているのです。 ■ Webブラウザ市場には可能性がある ―今日はよろしくお願いいたします。まず、簡単に自己紹介をお

  • gooは果たしてWeb 2.0なのか?―gooブログ村井チーフプロデューサーに聞く

    今回のゲストは、NTTレゾナントでgooブログのチーフプロデューサーを務める村井説人氏です。村井さんは、いわばWeb 2.0の主要サービスの一つであるgooブログの企画などを担当されている人です。 ■ gooの組織について ―まず自己紹介をお願いします。 村井氏 gooでブログサービスのプロデューサーを務めている村井といいます。よろしくお願いします。 ―お願いいたします。村井さんが統括しているサービスと、村井さんのチーム構成について説明いただけますか? 村井氏 はい。まず、gooはNTTレゾナントのポータル事業部という部署で運営しています。ポータル事業部はブログをはじめとしたコミュニティサービスを運営する部門をはじめ、検索サービスや各種コンテンツを扱う部門、広告営業の部門やEC事業を営む部門、デジタルコンテンツを取り扱う部門などに分かれています。僕はこのコミュニティサービスの部門、名称

  • グルコース大向氏、「Webを使う“ヒト”の変化の結果がWeb 2.0」

    最近RSSリーダーもしくはFeedリーダーという言葉も一般的になってきましたが、そのパイオニアといえるソフトウェアがglucoseです。今回は、glucoseの開発・販売を行っている有限会社グルコースの大向一輝さんを迎えて、Web 2.0とセマンティックWebの相違についてなど、いつもより少々アカデミックな内容をお届けします。 ■ gooとの取引をきっかけに起業 ―まず自己紹介をお願いできますか? 大向氏 有限会社グルコースの大向です。同志社大学卒業後、2005年3月までは博士課程にいましたが無事にPHD(博士号)を取りまして、去年の4月から国立情報学研究所の助手をしています。つまり、グルコースと二足のわらじを続けていることになります。 ―グルコースの設立についてのお話を伺えますか? 大向氏 最初はグルコースの社長である安達(真)と二人でSemblogプロジェクトというのを、2003年4月