ミクシィが2015年よりはじめたサービス「家族アルバム みてね」。日本語、英語など7言語で展開し、2021年には世界で1000万人を超えるサービスに成長した。子どもの写真・動画を家族と共有できるアプリの開発のきっかけや、サービスイン、成長期にどんなことに取り組んだのか。ミクシィ 取締役ファウンダーの笠原 健治氏がサービス立ち上げからこれまでを振り返りつつ、サービス改善に必要な5つのポイントを示した。 自分たちで「家族写真のための気の利いたサービス」を作りたい 「みてね」誕生のきっかけについて、笠原氏は「自分に子どもが生まれたことがきっかけだった」と振り返る。家族の写真や動画を頻繁に撮影し、それを家族や親戚で共有する機会が増えたことで「どうやって共有するか」が課題になったという。 「さまざまな写真、動画のアルバムサービスを使ってみましたが、家族写真を専門に設計されていないせいもあり、撮影した