2012年12月16日のブックマーク (5件)

  • 「成長の政治経済学」についてのノート(未定稿) - shinichiroinaba's blog

    11月23日の科研の研究会での報告。 実際にはこの前段のサックス、イースタリーらの論争を軸とする開発の政治経済学の簡単な展望を口頭で行ったうえで、このレジュメの要所だけを紹介した。 未定稿だが単なる勉強ノートで金をとるようなものではないので公開する。専門家がご覧になっていろいろ不備を指摘していただけることを期待していることは言うまでもない。大幅に拡充したものをいずれ紀要あたりに載せて、更にまた大幅に圧縮して準備中の『政治理論入門(仮)』に取り込む予定。 なお口頭報告で紹介したのは 貧困の終焉―2025年までに世界を変える 作者: ジェフリーサックス,Jeffrey D. Sachs,鈴木主税,野中邦子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/04/01メディア: 単行購入: 15人 クリック: 174回この商品を含むブログ (85件) を見るエコノミスト 南の貧困と闘う 作者: ウ

    「成長の政治経済学」についてのノート(未定稿) - shinichiroinaba's blog
    go_ya
    go_ya 2012/12/16
  • 2009-03-05 - ハリ・セルダンになりたくて コメント欄

    昨日、書いた内容が一部の方に分かってもらえていないようなので、もっと簡単に説明します。 [お断り] 当blogでの意見はすべて矢野個人のものであり、矢野が属するいかなる組織・団体とも関係ありません。 [「流動性の罠」再訪〜もっと簡単に解説〜] id:ryozo18さんが訳したのはクルーグマンblogの以下のエントリー 結論はこうだ。もし短期金利がゼロになると、現金は短期債務の完全な代替物になる。そしてマネーサプライをいかに増やそうとも、債務もまったく同じだけ増加することで、すべての効果は打ち消される。まる。以上。 確かに中央銀行は別の政策もできる。たとえば(1)長期債券や(2)リスクのある資産を買ったりね。そしてこの対策は効果を持つ。でも、それは中央銀行が民間セクターのリスクを肩代わりしてあげることによるものだ。マネーサプライの増加とは質的に一切無関係だ。 「クルーグマンの結論 - I

    2009-03-05 - ハリ・セルダンになりたくて コメント欄
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    go_ya 2012/12/16
  • 米国で深まるリフレ政策論争〜マンキュー教授の「マイナス金利政策」提言への解説〜 - ハリ・セルダンになりたくて

    [お断り]当blogに書かれた内容はすべて矢野個人の意見であり、矢野が所属するいかなる組織とも関係ありません。 NY Timesにマンキュー教授が「マイナス金利」政策について論じた記事が出ました。 Economic View - It May Be Time for the Fed to Go Negative - News Analysis - NYTimes.com http://www.nytimes.com/2009/04/19/business/economy/19view.html 内容は当blog読者の皆さんにはおなじみの 不況というのは人々が現金を抱え込んでしまって、それを消費したり投資したりしてくれないことが原因の一つである。 通常の場合であれば、中央銀行が短期名目金利を低下させることによって、それを回避して景気を回復させることができる。 しかし、今回の経済危機においては

    米国で深まるリフレ政策論争〜マンキュー教授の「マイナス金利政策」提言への解説〜 - ハリ・セルダンになりたくて
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    go_ya 2012/12/16
  • 100年後の歴史家たちのために - ハリ・セルダンになりたくて

    [お断り] 以下の発言は矢野個人のもので、矢野が所属するいかなる組織とも関係ありません。 [このエントリーの趣旨] 「げっ歯類のレミングは時折集団自殺を行う」という都市伝説がある*1。わが祖国の現状を見るに、僕は今や死に向かって疾走するレミングたちを見ているような気分だ。100年後の歴史家たちが歴史書を書く時に「少なくとも一人は正しいことを言っていた」ことが分かるように記録を残す。 [前提] 現在、マクロ経済学でスダンダードとなっているNew Keynesian, Dynamic Stochastic General Equilibrium Models(Woodford (2003), Walsh (2003), Gali (2007)等を参照せよ)によれば、以下のことが正しいと考えられている。 国の民間部門のある一定割合は「将来に対する予測」に基づいて行動する 短期においては企業はその

    100年後の歴史家たちのために - ハリ・セルダンになりたくて
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    go_ya 2012/12/16
  • 原油価格高騰(コストプッシュ型インフレ)についてヘリコプター・ベンが一言 - ハリ・セルダンになりたくて

    ふすさんのご質問 リフレ派のかたがたは、昨今のコストプッシュ型のCPI上昇については 良いものとして考えられるんでしょうか? (2次的な影響から、インフレ期待も上昇させると言われていますが・・・) ふすさんのご質問は昨今の原油価格高騰などの影響による「コストプッシュ型のインフレ」(これは、要は原油価格高騰の影響を受けて、ガソリン価格や品の価格など様々な商品の値段が上がっていることですね)について「リフレ派はどう思っているか?」ということだと思います。 それに関してはすでに非常に明確な答えがあります。ベン・バーナンキ「リフレと金融政策」(高橋洋一訳・日経済新聞社)に (1970年代に石油価格が上昇したのに対応して、当時のFRBが金融引き締めを行ったことを批判した上で) 今日では石油価格の上昇は、金融政策の引き締めではなく、一段の金融緩和政策の検討を促す可能性の方が大きいのです。 『インフ

    原油価格高騰(コストプッシュ型インフレ)についてヘリコプター・ベンが一言 - ハリ・セルダンになりたくて
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    go_ya 2012/12/16