インド・ニューデリーの渋滞と、上空に立ち込めるスモッグ(2021年11月12日撮影)。(c)Prakash SINGH / AFP 【11月14日 AFP】インドの首都ニューデリーを管轄するデリー首都圏当局は13日、大気汚染の悪化を受け、1週間の学校閉鎖を発表した。健康に有害なスモッグから市民を守るため、「ロックダウン(都市封鎖)」の導入も検討する。 デリー首都圏のアルビンド・ケジリワル(Arvind Kejriwal)首相は、記者会見で「子どもたちが汚染された空気を吸わなくても済むよう、学校を閉鎖する」と述べた。 人口約2000万人のニューデリーは世界で最も大気汚染が深刻な都市の一つ。特に冬季は、工場のばい煙や車の排ガス、焼き畑の煙などが上空に分厚く垂れ込める。 最高裁判所は13日、大気汚染危機への対策としてニューデリーへのロックダウン導入を提案した。ケジリワル氏は、関係者と協議して最高