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ブックマーク / koken-publication.com (3)

  • よろしい、ならば戦争だ?【谷口功一】

    『公研』2024年1月号「めいん・すとりいと」 昨年10月に『立法者・性・文明──境界の法哲学』(白水社)というを出した。約20年前、いわゆる性同一性障害特例法(以下「特例法」)の立法運動に関わった経験から出発し、近年にいたるまでの研究を一冊のにまとめたものだ。最近、このの内容に関連する大きな出来事があった。先日、最高裁大法廷が出した特例法に関する違憲判決である。 特例法では、①18歳以上であること、②現に婚姻をしていないこと、③現に未成年の子がいないこと、④生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること、⑤その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること(後述の5号要件)──以上、五つの要件を「戸籍上の性別変更」に際し、課している。 今回の判決では、このうち④の「生殖不能要件」が憲法13条によって保障されるべき人格的生存権、つまり「自己

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    goadbin 2024/02/04
  • 降りられる社会・降りられない社会 今の日本を生きる個人の変化から【清水唯一朗】【富永京子】

    『公研』2022年8月号「対話」 ※肩書き等は掲載時のものです。 安倍元首相が凶弾に斃れた。 今回の事件は日社会のあり方に遠因を求めるべきなのだろうか? このモヤモヤの背景には一体何があるのだろうか? 若者はバラバラで一括りにはできない 清水 今回の「対話」には、編集部から「安倍元首相の事件を踏まえた上で、今の日社会の姿や人と人とのコミュニケーションのあり方を考えるような議論をしていただき、いま漂っているモヤモヤしている何かをいくらかでも晴らして欲しい」という難しいリクエストがありました。どれだけ応えられるかわかりませんが、今の時代や社会について、これまでとは少し違った切り口でお話しできればと思います。 私はいわゆる団塊ジュニア世代です。誌の読者も多くが私と同じか、やや上の方でしょう。そこで今回は一回り若い富永さんに「対話」をお願いしました。若者と社会について考えてこられた富永さんで

    降りられる社会・降りられない社会 今の日本を生きる個人の変化から【清水唯一朗】【富永京子】
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    goadbin 2022/09/02
    というか価値観が多様化すれば変えたい方向だって多様化するだろうとしか。
  • ネトウヨとは誰なのか?【池内恵】【鈴木一人】【遠藤乾】

    『公研』2018年11月号 池内 恵・東京大学教授×鈴木 一人・北海道大学教授×遠藤 乾・北海道大学教授 インターネット上では、政治や社会の問題をめぐって活発な意見が交わされるようになった。しかし、そこには著しい偏りを持った意見も蔓延している。ネット上の意見が実際の政治に影響を与え始めている今、我々はこのツールとどのように向き合うべきだろうか。 ネット上の意見に政治が即応している 遠藤 鈴木さんと池内さんはTwitterにアカウントを持って積極的に情報を発信していて、時に炎上(批判的なコメントが殺到して収拾がつかなくなる状況)したりしていますね(笑)。今日は、ネット上の意見はどのような人たちによっていかにして構築されているのか、そしてそれらが現実社会に与えている影響について、お二人の実体験も踏まえながら考えてみたいと思います。 WEB上の意見の盛り上がりが実際の政治を動かす例と言えば、やは

    ネトウヨとは誰なのか?【池内恵】【鈴木一人】【遠藤乾】
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    goadbin 2020/04/20
    ネットスラングに学問的な定義なんてできない。皮肉めいたことを言えばネトウヨの数は増えていると思う。理由はネトウヨに批判的な人たちがその対象となる定義を広げたことによって。
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