なんて夢のないタイトルなんでしょうか。いまどきいい大学を出ていい会社に就職してもしょうがない、というのは少なくとも僕が物心ついたころからよく言われていました。しかし、いまでもこのコースは健在です。そして、実際によく考えてみると、これ以上の家庭の教育の目標は、なかなか思いつきません。そして、こうしたことをバカにしている識者でも、いざ自分の子育てとなると、このような道を進ませています。 たとえば、大前研一さんは、マッキンゼーの日本支社長にまで出世し、いくつものベンチャー企業への投資や経営も行っている世界的なビジネスリーダーで、ことあるごとに日本の偏差値教育をディスっていました。しかし、あの大前さんでさえ、息子に必死こいて勉強をさせて中学受験をさせました。そして、めでたく早稲田実業(日能研R4偏差値=64)に息子を合格させました。そして、その息子がけっきょく途中で、こんな勉強なんか意味ないと言い