デキる男として評判 岸田政権にとって法務大臣ポストは、鬼門なのかもしれない。昨年11月、“法相は死刑のハンコを押すだけの地味な役職”などと発言し批判を受け辞任した葉梨康弘氏の後任として抜てきされた、斎藤健法務大臣の“腹心の部下”の働かせ方に今、周囲から疑問の声が上がっているのだ。 *** 【写真を見る】“霞が関の北川景子”と呼ばれる中村明日香氏 美しすぎる地元回り帯同姿 東京生まれの斎藤氏は、東京大学経済学部を卒業後、通産省(現・経済産業省)に入省。2006年に千葉7区の補欠選挙に自民党公認で出馬するも、落選。09年の衆院解散総選挙で同区から再び出馬、政界入りを果たした。 政治部記者が言う。 「09年の選挙は、民主党に政権を譲ることになるほど、自民党が歴史的大敗を喫しました。そんな逆風が吹き荒れる中、斎藤氏も小選挙区では敗れたものの、比例復活で這い上がりました。この時、自民党の新人で当選し